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神経遺伝学研究部の廣田湧特任研究員が第44回日本認知症学会学術集会にて学会奨励賞を受賞しました

神経遺伝学研究部の廣田湧特任研究員が、2025年11月に新潟・朱鷺メッセで開催された第44回日本認知症学会学術集会にて学会奨励賞を受賞しました。

 

演題

ADプレクリニカル期にAβ斑周囲のシナプスに出現するp-Tau217の病態生理学的意義

研究発表者

  • 廣田湧、榊原泰史、関谷倫子、飯島浩一(神経遺伝学研究部)
  • 齊藤祐子、森島真帆、原愛徒、荒川晶(東京都健康長寿医療センター)
  • 高尾昌樹、佐野輝典(国立精神・神経医療研究センター)
  • 村山繁雄(大阪大学、東京都健康長寿医療センター)

研究内容

アルツハイマー病のリスクを超早期に診断する血液バイオマーカーとして注目されるリン酸化タウ(p-tau217)が、アルツハイマー病発症前のプレクリニカル期から、脳内で形成されたアミロイド斑の周囲にある神経シナプス活動を反映している可能性を、ヒトの剖検脳を用いた解析から明らかにしました。

認知症学会の学会奨励賞は、認知症分野における科学的発展に大きく寄与する研究を行った研究者に贈られます。第44回日本認知症学会学術集会では、審査員の投票により臨床部門と基礎部門から各2名の研究者が選出されました。

こちらの発表内容は、プレスリリースこのリンクは別ウィンドウで開きます「アルツハイマー病を超早期に検出する血液バイオマーカー リン酸化タウ(p-tau217)が、脳内のアミロイド斑に反応した神経シナプス活動を反映している可能性を見出しました。〜以前から用いられてきたリン酸化タウ(p-tau181)とは機能的に異なるバイオマーカーとして使用できる可能性〜」でも紹介しています。

詳細は、神経遺伝学研究部ホームページの【お知らせこのリンクは別ウィンドウで開きます】をぜひご覧ください。

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