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ホーム > 研究所 > ニュース&トピックス > NCGG-UniCo第2回プレコンソーシアム会議報告
2024年9月13日に、NCGG-UniCoプロジェクト第2回プレコンソーシアム会議(公益財団法人長寿科学振興財団助成)を国立長寿医療研究センターとオンラインにてハイブリッド開催致しました。認知症の方のご家族、行政関係者や企業の方々、介護や支援に関わる方々、大学・研究機関の関係者など約80名の皆様に登録・参加頂きました。
はじめに、プロジェクトリーダーの斎藤民(国立長寿医療研究センター老年社会科学研究部長)より本プロジェクトの実証研究、体制構築、およびワーキンググループ活動の進捗状況の説明を行い(写真1)、またこの度新たに作成したプロジェクトPRグッズ〈写真2)を披露致しました。
次に、講演として「認知症になってもやさしいスーパーマーケット・プロジェクト」について株式会社マイヤの担当者 辻野晃寛様からオンラインにて講演頂きました。その後、今後のプロジェクト推進に向けてプロジェクトリーダーの斎藤が発表致しました。
休憩をはさみ、会場参加者で「身の回りの地域が認知症の人でも出かけやすい地域になるために」というテーマで、4つの班に分かれてグループディスカッションを行いました。支援者・地域の方、企業、行政、研究者などの立場毎に1つの班を構成しそれぞれの立場からの意見をまとめ、最後に各班からの意見を全体で共有する時間を設けました。「移動手段として巡回バスなどが必要」「外出のきっかけづくりとして近所付き合いが大事」「認知症の方を知るためにまずは接点を持つことが必要ではないか」「地域食堂を使うのはどうか」のなどの意見が挙がり、有意義な時間となりました。
参加後のアンケートでは「UniCoの取り組み内容についてよくわかった」「スローショッピングの具体的な取り組みを知ることができ、非常に参考になった」「ディスカッションでは各立場からの考えを聞けてよかった」との声を頂きました。
写真1 講演の風景
写真2 UniCoのPRグッズ(ポロシャツ)
その他にもクリアファイルやシールを作成し、プロジェクトのPRに活用しています。
会議資料のPDFをNCGG-UniCoプロジェクトのホームページに掲載しております。多くの皆様に閲覧いただけますと幸いです。下記リンクからお入りください。