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ホーム > 研究所 > ニュース&トピックス > NCGG-UniCo第1回プレコンソーシアム会議報告
2024年3月22日に、NCGG-UniCoプロジェクト第1回プレコンソーシアム会議(公益財団法人長寿科学振興財団助成)を国立長寿医療研究センターとオンラインにてハイブリッド開催いたしました。認知症の当事者の方やご家族、行政関係者や企業の方々、介護や支援に関わる方々、大学・研究機関の関係者など約70名の皆様にご登録・ご参加いただきました。
はじめに、NCGG-UniCoプロジェクトリーダーの斎藤民(国立長寿医療研究センター 老年社会科学研究部長)が、本プロジェクトの構想と初年度の進捗を説明いたしました。またこの中で、この度新たに作成いたしましたプロジェクトロゴを披露いたしました。
次に、基調講演として「経済産業省における認知症の当事者参画製品開発の取り組みと方向性」について経済産業省の担当者からオンラインにて講演頂きました。その後、実践報告として「名古屋市における認知症の人の声を活用した商品開発」について、名古屋市社会福祉協議会 名古屋市認知症相談支援センターの協力のもと、当事者の方と支援者の立場から報告を頂きました。
休憩をはさみ、「通い続けたい場所を、通い続けられる場所にするためには?」というテーマで会場参加者が6つの班に分かれてディスカッションを実施いたしました。当事者や支援者、企業、行政、研究者と様々な立場の人で1つのグループを構成し、それぞれの立場から意見を述べ合った後、最後に全体で各班のコメントを共有する時間を持ちました。
参加後のアンケートでは「ご本人や介護者の方々に参加いただいて、一緒にディスカッションできる機会は貴重」「当事者の方の生の声が良かった」「企業の考えを聞ける貴重な機会でした」といった声を頂きました。
ユニコの文字は誰にでも身近なカタカナ表記としました。
多色使いは多様な立場の人が協働するイメージ。
ユニバーサルカラー、希望を想像させる色合いで作成しました。
プロジェクト紹介の様子
グループディスカッションの様子
見やすく工夫された掲示物
会場への案内において、矢印のみの使用では方向の理解しづらさが報告されるため、大きめの文字も併せての表示としました。進んだ先には、見やすい位置に次の案内の看板を掲示しました。
会議資料のPDFをNCGG-UniCoプロジェクトのホームページに掲載しております。多くの皆様に閲覧いただけますと幸いです。下記リンクからお入りください。