NCGG-STORIES(National Center for Geriatrics and Gerontology–Life STORIES of People with Dementia)は、国立長寿医療研究センターもの忘れセンター外来への受診者のうち、研究参加に同意いただいた方を登録し、その後の要介護、生存、入所、最期の場所などの追跡をとおして、認知症を持つ人とそのご家族のライフストーリーと、それにともなう体験や心理状況を明らかにすることを目的とした国立長寿医療研究センターの基盤研究です。この研究により、認知症の人とその家族への必要な支援の検討、さらには認知症施策への提言を行います。
NCGG-STORIESの対象者は、2022年10月現在、2010年6月から2022年7月の間に、当センターもの忘れ外来を受診された患者さんとご家族です。初診時の臨床検査情報や高齢者総合機能評価などの診療情報と、その後の要介護認定、生存・死亡情報などを併せてデータベースを構築しています。これまで約8,000組の患者さんとご家族に登録いただいております。
NCGG-STORIESは、関連する法令および指針(「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」など)を遵守し、法律で定められている正当な手続きを行い、承認された範囲で実施しています。また、個人情報は参加者の皆様に危険や不利益が一切及ばないよう厳格に管理しています。NCGG-STORIESのすべての研究は、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会の承認を得て実施しています。
皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。
NCGG-STORISEは以下の研究体制のもと実施しています。
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 研究所
老年学・社会科学研究センター 老年社会科学研究部
NCGG-STORIES事務局
〒474-8511
大府市森岡町七丁目430番地
Tel: 0562-46-2311
Fax: 0562-48-7474