2018年10月~2022年2月実施
NILS-LSA第1次調査から第8次調査の参加者を対象に、加齢に伴う身体やこころ、あるいは生活の変化について追跡することを目的として、2018年10月から2022年2月に国立長寿医療研究センター長期縦断疫学調査センターで「脳とこころの健康調査Ⅱ(第9次調査)」を実施した。2018年10月から2020年1月までは当初の計画通り、週に2日、1日に6から7名のペースで調査を実施した。2020年2月以降は新型コロナウイルスの感染症拡大の影響を受け、参加者の感染予防に配慮して調査を中断あるいは参加可能人数を減らしたが、参加者の皆様の理解と協力を得て、調査期間を延長し2022年2月に1,689名の追跡調査を完了した(参加者の性・年齢階級別の記述統計量を以下に示す)。
なお、本調査は国立研究開発法人国立長寿医療研究センターの倫理・利益相反委員会にて研究実施の承認を得た上で、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」を遵守して実施した。
50歳~59歳 | 60歳~69歳 | 70歳~79歳 | 80歳以上 | 合計 | |
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男性 | 221 | 256 | 240 | 129 | 846 |
女性 | 260注 | 254 | 200 | 129 | 843 |
合計 | 481 | 510 | 440 | 258 | 1,689 |
(注)女性50~59歳の人数には49歳の1名を含む