認知症リスクの解明と予防に関するエビデンスを創出すること、認知症の長期的な予後を改善するケアを科学的に解析して進行抑制を目指します。
2024年12月5日 一般社団法人新情報センターに委託中の「脳の健康度チェック」追跡調査 で謝礼が届かない方へ
2024年12月1日 黒田主任研究員らの論文Evaluating the Feasibility of a Community-Adapted Multi-domain Intervention for Dementia Prevention in Older Adultsが、Journal of Alzheimer's Diseaseに受理されました。
2024年11月6日 黒田主任研究員が、第83回公衆衛生学会総会にて「実装科学研究のデザインと事例」をテーマにシンポジウムを行いました。
2024年10月23日 黒田主任研究員らの論文「Association between cancer screening patterns and carer literacy in individuals with cognitive decline: an observational study」 が、Cancer Mediciineに掲載されました。
2024年10月1日 一般社団法人新情報センターに委託して、「脳の健康度チェック」追跡調査を実施しています。
2024年9月26日 黒田主任研究員らによる研究プロジェクト「つながりに着目した双方向型の認知症予防プログラムの開発と社会実装」が、トヨタ財団の研究助成として採択されました。
2024年9月10日 J-MINT研究の介入内容が新聞記事へ掲載されました。
2024年8月25日 Eテレ「未病息災を願います かしまし3姉弟より」内で櫻井部長のインタビューが放送されました。
2024年8月23日 J-MINT研究の介入内容がウェッジオンラインの連載記事(第23回)に取り上げられました。
2024年8月9日 J-MINT研究の介入内容がウェッジオンラインの連載記事(第22回)に取り上げられました。
2024年8月2日 J-MINT研究の結果がNHKの情報番組「まるっと!」で放送されました。
2024年8月1日 一般社団法人新情報センターに委託して、「認知症リスク早期発見に関する事業の実態調査」を実施しました。
2024年6月19日 J-MINT研究の介入終了後に開始した、認知症予防のための運動教室がめざまし8に取り上げられました。
2024年6月17日 J-DEPP研究について新聞メディアに取り上げられました(読売新聞)。
2024年6月13日 内田特任研究員が第2回日本老年医学会の高齢者栄養研究助成に採択されました。
2024年6月1日 「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」「別冊生活ノート」「MCIハンドブック簡易版」の販売を開始しました。販売ページはこちら。
2024年5月20日 内田特任研究員らの論文「A Combined Index Using the Mini-Mental State Examination and Lawton Index to Discriminate Between Clinical Dementia Rating Scores of 0.5 and 1: A Development and Validation Study」が The Journal of Clinical Psychiatryに掲載されました。
2024年5月20日 杉本外来研究員の海外留学助成の中間近況報告が鈴木万平糖尿病財団のHPに掲載されました。
2024年5月19日 杉本外来研究員らの論文「Cross-sectional association of continuous glucose monitoring-derived metrics with cerebral small vessel disease in older adults with type 2 diabetes」がDiabetes, Obesity and Metabolismに掲載されました。
2024年5月1日 小野山絢香特任研究員が着任しました。
2024年4月22日 J-MINT研究の主要な結果をまとめた論文「Japan-multimodal intervention for preventing dementia: a randomized controlled trial」が、世界アルツハイマー協会の国際学術誌であるAlzheimer‘s & Dementiaに掲載されました。
2024年4月11日「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」「別冊生活ノート」の第2版と簡易版を作成しました。
2024年4月1日 共生に向けた認知症早期発見・早期介入実証プロジェクト研究(J-DEPP研究)が始まりました。
2024年3月15日 藤田研究員のインタビューが東海テレビのニュースONEの「不安のないまち大府」特集にて放送されました。
2024年3月12日 杉本外来研究員らの論文「Impact of Type 2 Diabetes and Glycated Hemoglobin Levels Within the Recommended Target Range on Mortality in Older Adults With Cognitive Impairment Receiving Care at a Memory Clinic: NCGG-STORIES」 が、Diabetese Careに掲載されました。
2024年3月8日 J-MINT研究グループが、国立長寿医療研究センター令和5年度理事長奨励賞を受賞しました。詳細は「活動報告」をご覧ください。
2024年3月3日 内田特任研究員らの論文「Association between abdominal adiposity and cognitive decline in older adults: a 10-year community-based study」がThe Journal of nutrition, health and agingに掲載されました。
2024年2月28日 「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」のウェブ版が公開されました。
2024年2月27日 藤田研究員らの論文「Postural control characteristics in Alzheimer's disease, dementia with Lewy bodies, and vascular dementia」がMedical Sciences section of The Journals of Gerontology, Series A: Biological Sciences and Medical Sciencesに掲載されました。
2024年1月18日 黒田主任研究員らの論文「Relationship between Mortality and Vitality in Patients with Mild Cognitive Impairment / Dementia: An 8-year Retrospective Study」が、Geriatrics & Gerontology International(GGI)に掲載されました。
2024年1月12日 櫻井部長のインタビュー記事「リスクを低減する行動とは?(前篇)」「リスクを低減する行動とは?(後篇)」がウェッジに掲載されました。
2023年12月31日 J-MINT研究の成果とMCIハンドブックが新聞メディアに取り上げられました(産経新聞、毎日新聞等)。
2023年11月30日 J-MINT研究の成果とMCIハンドブックが新聞メディアに取り上げられました(京都新聞、山陰新聞等)。
2023年11月1日 杉本外来研究員らの論文「Developing a predictive model for mortality in patients with cognitive impairment」が Int J Geriatr Psychiatry誌に掲載されました。
2023年10月31日 黒田主任研究員らの論文「Feasibility of a community-adapted multi-domain intervention for dementia prevention among older adults: a research protocol」が Arch Public Health誌に掲載されました。
2023年10月14日 内田特任研究員らの論文「Association between reduction of muscle mass and faster declines in global cognition among older people: a 4-year prospective cohort study」がThe journal of nutrition health & aging誌に掲載されました。
2023年9月21日 杉本研究員らの論文「Longitudinal association of continuous glucose monitoring-derived metrics with cognitive decline in older adults with type 2 diabetes: a 1-year prospective observational study」がDiabetes, Obesity and Metabolismに掲載されました。
2023年9月19日 黒田主任研究員らの論文「Participatory approaches for developing a practical handbook integrating health information for supporting individuals with mild cognitive impairment and their families」がHealth Expectation誌に掲載されました。
2023年9月17日 第12回日本認知症予防学会学術集会において、黒田主任研究員、内田特任研究員が浦上賞を受賞しました。
2023年8月11日 松本特任研究員らの論文「Factors associated with changes in psychological resilience of older adults with mild cognitive impairment during the COVID-19 pandemic」がFrontiers in aging neuroscience誌に掲載されました。
2023年7月22日 第10回日本糖尿病協会年次学術集会にて、杉本研究員が日本糖尿病協会若手研究者助成の報告を行いました。
2023年7月19日 AAIC2023にて、杉本研究員がポスター発表を行いました。
2023年6月18日 第65回日本老年医学会学術集会にて、杉本・松本・藤田・内田の4名が発表を行いました。
2023年6月14日 予防科学研究部の黒田佑次郎主任研究員がIAGG Asia/Oceania Regional Congress 2023において、Outstanding Presentation Awardを受賞しました。
2023年6月1日 横山陽子特任研究員が着任しました。
2023年5月12日 第66回日本糖尿病学会年次学術集会にて、杉本研究員が発表を行いました。
2023年4月3日 愛知県大府市との共同研究で「認知症予防強化コース」を開始します。
2023年4月1日 「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック(初版)」の補足資料として、「生活ノート」を作成しました。
2023年4月1日 「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック(初版)」の補足資料として、「アブストラクトテーブル集(参考文献集)」を作成しました。
2023年4月1日 「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック(初版)」が完成しました。
2022年12月16日 株式会社日本リサーチセンターに委託して、「国立長寿医療研究センターもの忘れセンター受診後の生活状況に関する調査(第二次)」を実施しました。
2022年11月28日 第41回日本認知症学会学術集会・第37回日本老年精神医学会にて、黒田・杉本・松本・藤田・内田の5名が発表を行いました。また、黒田主任研究員が合同奨励賞(臨床部門)を受賞しました。
2022年11月4日 第49回日本臨床バイオメカニクス学会学術集会にて、藤田研究員が発表を行いました。
2022年10月28日 The 8th Asian Conference for Frailty and Sarcopeniaにて、内田研究員が発表を行いました。
2022年9月4日 杉本研究員らの論文「Cross-sectional association of metrics derived from continuous glucose monitoring with cognitive performance in older adults with type 2 diabetes mellitus」がDiabetes, Obesity and Metabolism誌に掲載されました。
2022年8月18日 杉本研究員らの論文「Time trends (2012–2020) in HbA1c and adherence to the glycemic targets recommended for elderly patients by the Japan Diabetes Society/Japan Geriatrics Society Joint Committee among memory clinic patients with diabetes mellitus」が Journal of Diabetes Investigation誌に掲載されました。
2022年8月10日 黒田主任研究員らの論文「Factors Associated with Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia During COVID-19」がInternational Journal of Environmental Research and Public Health誌に掲載されました。
2022年6月4日 第64回日本老年医学会学術集会にて、黒田・杉本・松本・内田の4名が発表を行い、黒田主任研究員と杉本研究員が会長奨励賞を受賞しました。
2022年5月19日 松本奈々恵特任研究員らの論文「Psychological resilience among older Japanese adults with mild cognitive impairment during the COVID-19 pandemic」がFrontier Psychiatry誌に掲載されました。
2022年5月14日 第65回日本糖尿病学会年次学術集会にて、杉本研究員・内田特任研究員が発表を行いました。
2022年5月1日 川麗子特任研究員が赴任しました。
2022年4月1日 松本奈々恵特任研究員が科学研究費助成事業若手研究に採択されました。
2022年4月1日 藤田康介特任研究員が予防科学研究部に着任しました。
2022年4月1日 予防科学研究部ホームページを開設しました。
2022年2月9日 黒田佑次郎主任研究員らの論文「Prevalence of behavioral and psychological symptoms in patients with cognitive decline before and during the COVID-19 pandemic」がFrontier Psychiatry誌に掲載されました。
2021年10月19日 杉本大貴研究員らの論文「Cross-sectional association of sarcopenia, muscle mass, hand grip strength, and gait performance with neuropsychological performance among memory clinic patients with mild cognitive impairment and Alzheimer’s disease」がJournal of Frailty Aging誌に掲載されました。
2021年7月1日 杉本大貴研究員が「認知症の予防からエンドオブライフまでを考える」の演題で、優秀演題賞を受賞しました。
高齢者の方に生活習慣病の管理、運動、栄養、認知トレーニングに関する指導を受けていただき生活習慣を改善することで、認知機能低下を抑制できるかどうかを明らかにすることが主な目的です。国内の5施設で研究を行い、全体で約500名の方に参加いただいています。
認知症のリスクを持つ高齢者を対象とした、認知症予防のための多因子介入プログラム(J-MINT研究)を地域社会で実装するために、1)地域の文脈へ適応(Adaptation)された多因子介入プログラムが適切に運用できるかの実施可能性を確認するとともに、2)自治体が主体となり地域で実施するための実装戦略の開発を行います。令和6年度は、大府市との共同研究で2つの地域(大府地区と長草地区)で行われます。
J-DEPP研究は、日本独自の認知症早期発見・早期介入モデルの確立を目指した全国規模の大規模実証プロジェクトです。厚生労働省の支援のもと、全国36の自治体でおよそ10000名の住民さんにご協力いただき、認知機能低下を早期発見するための検査および参加者の追跡調査を実施します。
予防科学研究部では1.郵送による参加者の追跡調査と2.全国の自治体を対象とした認知症早期発見・早期介入の先行事例の調査を担当します。
国立長寿医療研究センター内(コホート研究、バイオバンク事業、臨床データベースの構築等)、国立高度専門医療研究センター内、大学や企業との共同研究が多数進行中です。
糖尿病患者さんに糖尿病の管理、運動・栄養・社会参加に関する指導を受けていただき生活習慣を改善することで、認知機能低下を抑制できるかどうかを明らかにすることが主な目的です。
軽度認知障害(MCI)は、認知症の前段階と考えられ、この段階から認知症への進行を予防するために生活習慣(運動や食事)を見直すことが大切です。しかし、MCIの段階の人への支援は十分に行われているとは言い難いのが現状です。私たちは、MCIに関するわかりやすい『手引き(厚生労働省科学研究版)』を作成し、MCIの段階から支援をするためのプログラムの開発が必要と考えています。この研究では、高齢者の方に生活習慣病の管理、運動、栄養、認知トレーニングに関する手引きを用いたプログラムを受けていただき、より適切な生活習慣が身につくか(行動変容と呼びます)を明らかにすることが主な目的です。
部長 | 櫻井孝(サクライ タカシ) |
---|---|
主任研究員 | 黒田佑次郎(クロダ ユウジロウ) |
研究員 | 藤田康介(フジタ コウスケ) |
特任研究員 |
横山陽子(ヨコヤマ ヨウコ) |
外来研究員 |
安藤貴史(アンドウ タカフミ) 岸野義信(キシノ ヨシノブ) 藤沢知里(フジサワ チサト) 松本奈々恵(マツモト ナナエ) 野口緑(ノグチ ミドリ) |
Kinjo Y, Saji N, Murotani K, Sakima H, Takeda A, Sakurai T, Ohya Y, Kusunose K.Enlarged Perivascular Spaces Are Independently Associated with High Pulse Wave Velocity: A Cross-Sectional Study.J Alzheimers Dis. 2024 Aug 24. doi: 10.3233/JAD-240589. Online ahead of print.
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軽度認知障害(MCI)は、認知症の前段階と考えられ、この段階から認知症への進行を予防するために生活習慣(運動や食事)を見直すことが大切です。しかし、MCIの段階の人への支援は十分に行われているとは言い難いのが現状です。私たちは、MCIに関するわかりやすい手引き『あたまとからだを元気にするMCIハンドブック(厚生労働省科学研究版)』その補足資料として『生活ノート』を作成しました。
本プロジェクトは、以下の助成金を得て実施しています。
『あたまとからだを元気にするMCIハンドブック(厚生労働省科学研究版)』および『別冊生活ノート』の販売は行っておりません。
MCIハンドブックは、厚生労働省と国立長寿医療研究センターのホームページで無償公開されていますが、多くの方から「冊子を手元に置きたい」という声を受け、印刷と発送に係る実費で提供することといたしました。
代金や購入方法はMCIハンドブック販売案内ページをご覧ください。
高齢化とともに認知症の人の数も増加しています。認知症は要介護状態になる原因の第一位となっており、認知症を予防するための適切な対策を立てることが重要な課題となっています。認知症の予防については、糖尿病、高血圧、肥満などが認知症の危険因子であることが明らかとなるとともに、フィンランドで行われたFINGER研究によって、運動や栄養改善に加えて、認知トレーニングを行うといった多因子介入により、認知機能低下のスピードが緩やかになることが示されました。
我が国でも、多因子介入の認知機能低下に対する予防効果を検証するために、我が国独自の取り組みを加えた介入研究であるJ-MINT研究が、2019年、国立長寿医療研究センターを中心に開始されました。J-MINT研究には、同年代の方と比較して少し認知機能が低下している高齢者531名が研究に参加し、多因子介入プログラム (生活習慣病の管理、運動、栄養、認知トレーニング) を受けるグループと受けないグループにランダムに分かれて、18ヵ月間の認知機能の変化を比較しました。
J-MINT研究は、COVID-19の感染拡大の影響を受け、一時は介入プログラムの提供を中断せざるを得ない状況となりました。しかし、オンラインで運動教室を開催するなど対策を行いながら、2022年12月に全対象者の介入プログラムの提供と評価を終えることができました。
全体の解析では、18ヵ月間の認知機能の変化に差はありませんでしたが、運動教室に70%以上参加していたグループでは、70%未満のグループ、多因子介入プログラムを受けないグループと比較して、認知機能が改善していたことが示されました。
J-MINT研究は、現在も1年毎に追跡調査を行っており、多因子介入プログラムの長期的な効果を検証しています。また、地域の皆様と一緒に認知症予防のための多因子介入プログラムを社会に広める活動にも取り組んでいます。
本プロジェクトは、以下の助成金を得て実施しています。
Nordic-Japan Multidomain Intervention for Healthy Aging and Prevention of Dementia and Disability (NJ-FINGER)は、認知症および認知機能障害の予防に関する、北欧3カ国(フィンランド、ノルウェー、スウェーデン)と日本の研究者によって組織される国際プロジェクトです。認知症予防を目指した多因子介入の先駆けとなったFINGER研究と、日本で行われたJ-MINT研究の知見を統合し、健康長寿社会の実現に役立つ新しい科学的知見を創出することを目的としています。
2022年7月にオランダ・アムステルダムで開催された世界認知症学会(The Alzheimer's Association International Conference)に合わせてNJ-FINGER研究の国際会議を行いました。荒井理事長、櫻井所長、杉本研究員、藤田研究員はMiia Kivipelto教授らと、認知症データベースの構築と認知症リスクのNordic-Japan比較について議論し、統合データベースの作成を進めることとしました。
2023年12月にカロリンスカ研究所のMiia Kivipelto教授とFinnish Institute for Health and WelfareのTiia Ngandu准教授らのチームがNCGGを訪問しました。NJ-FINGER研究で取り組んでいる統合データベース整備の進捗状況の確認と日本と北欧での認知症リスクの比較についてディスカッションを行うとともに、Miia Kivipelto教授が日本の研究者に向けて、Advancing precision prevention of dementia through global collaboration: World-Wide FINGERSと題した基調講演を行いました。
本プロジェクトは、以下の助成金を得て実施しています。
J-MINT研究グループが、国立長寿医療研究センター令和5年度理事長奨励賞を受賞しました。
J-MINT研究にご参加いただいた被検者の方々に加え、これまでに研究に携わってくださったすべての方に感謝申し上げます。
今後も日本から認知症予防のエビデンスを創出・発信できるように研究活動を推進していきます。