イベント・セミナー
日時 | 2022年11月8日(火曜日)16:00〜17:00 |
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場所 | 第一研究棟2階大会議室 |
講師 | 深水昭吉 先生(筑波大学生存ダイナミクス研究センター センター長) |
講演要旨:
タンパク質の化学修飾は、細胞機能に多様な作用を有しているが、その中でもメチル化は広範の基質特異性を持ち、例えば、ヒストンのメチル化はエピゲノム制御や転写、翻訳、mRNAスプライシングやシグナル伝達など、遺伝情報発現や細胞機能の調節、個体老化などに関与することが知られている。また、多様な非ヒストンタンパク質のメチル化に対する触媒酵素の同定や作用点の理解が進むなど、恒常性機能の役割が明らかになりつつある。そこで、本講演では基礎生物学的な立場から、特にタンパク質のアルギニンメチル化とヒスチジンメチル化に焦点を絞り、最近の話題をご提供したい。
お問い合わせ先:
渡邉 研(運動器疾患研究部)
開催日:2022年11月08日(火)
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