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国立長寿医療研究センターと国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構が共同研究契約を締結

2017年10月18日

国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(以下、東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo))と国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(以下、国立長寿医療研究センター(NCGG))は、共同研究を実施する契約を平成29年8月21日に締結し、共同研究を開始しました。一般住民(健常者主体)対象と疾病対象のバイオバンク間の包括的な連携は我が国でも先進的な事例です。

本連携により、NCGGバイオバンクが保有する認知症等の老年病を中心とした患者由来の検体と東北メディカル・メガバンク計画(TMM計画)の一般住民由来の検体を統合解析するなどし、直面する超高齢社会における健康寿命の延伸に向けた研究に取り組みます。

ToMMoが運用するバイオバンクと、NCGGメディカルゲノムセンター・バイオバンク(NCGGバイオバンク)が一翼を成すナショナルセンターバイオバンクネットワーク(NCBN)は日本の3大バイオバンクのうちの2つであり、今回、両機関の連携を皮切りに、今後のオールジャパンでゲノム医療等を支援する体制構築につなげていきます。

(左)東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo) 山本雅之機構長
(右)国立長寿医療研究センター 鳥羽研二理事長

 

左から新飯田俊平メディカルゲノムセンター長(NCGG)、山本雅之機構長(ToMMo)、鳥羽研二理事長(NCGG)