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外来診療・時間外診療・救急外来 電話:0562-46-2311

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リハビリテーション科

 リハビリテーション科は、さまざまな疾患や外傷などにより生じた機能障害からの回復を目指すとともに、障害の影響を最小限にとどめ、残存機能を生かして活動を育み、日常生活や社会生活への復帰を支援することを目的とした診療科です。医師8名(うちリハビリテーション科専門医4名)、理学療法士66名、作業療法士42名、言語聴覚士22名、社会福祉士1名、管理栄養士1名で構成されており、他診療科とも協力して、日常生活能力の向上や介助量の軽減、社会復帰などを目指して、多職種が連携してチーム医療を実践しています。

患者さん・ご家族の方へ

 リハビリテーションの対象となる主な疾患は、脳血管障害(脳卒中など)や認知症を主体とする神経疾患および高齢者に多い大腿骨骨折、変形性関節疾患などです。また摂食嚥下障害や、肺炎後・手術後など長期臥床による廃用症候群も治療の対象となっています。このような病気や病態の方に対して、機能の回復や維持、介助量の軽減を目的に運動療法や日常生活活動訓練、摂食機能療法、認知機能訓練などを行います。最近は、訪問リハビリテーションも開始し、病院だけでなく地域の中で高齢者の健康寿命を延ばすべく、積極的なアプローチを行っています。加えて、ロボットを用いたバランス・歩行訓練や上肢機能訓練、ヴァーチャル・リアリティ(仮想現実)システムや体の動きをデータ化してコンピュータで再現するモーションキャプチャ技術を応用したバランス・歩行訓練など、日本でも数少ない最先端機器を用いた先進的なリハビリテーションを実践しています。

 当院でのリハビリテーションの特長としては、高齢者を専門的に扱う各診療科と協力し、治療と並行してリハビリテーションが実施できることです。たとえば、整形外科と連携した術前術後の運動療法、呼吸器科と連携した呼吸リハビリテーション、循環器内科と連携した心臓リハビリテーション、ロコモ・フレイルセンターと連携したバランス訓練や筋力増強訓練、代謝内科と連携した糖尿病に対する運動および生活指導などがあり、他にも、がんのリハビリテーションや外科手術後の速やかな回復を目指すための術前評価・指導など、専門的なリハビリテーションを提供しています。また、もの忘れセンターの協力のもと、軽度認知障害(MCI)や認知症の方に対する“脳賦活リハビリテーション(脳活リハ)”も積極的に行っています。他の障害の場合と同様に、認知症になっても、ご家族とともに幸せな生活をなるべく長く続けることができるよう、患者さんとそのご家族に対し、包括的なリハビリテーションと支援を行っています。

 入院診療においては、専門的かつ充実したリハビリテーションを受けることのできる回復期リハビリテーション病棟が50床あります。入院には対象となる疾患や対象となる期間が定められていますが、突然の病気で失われた機能や活動能力低下に対し、改善や維持を図りながら日常生活や社会生活への復帰を目指します。当院での入院患者の平均年齢は80歳を越えていますが(全国平均は70歳代半ば)、もう高齢だからと諦めるのではなく、どんな方にも症状に適した最高のリハビリテーションを提供できるよう日々努力しています。

  • 介護保険のリハビリテーション(通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションなど)を受けている場合は、病院の外来リハビリテーションを並行して行うことはできません。もし、疑問点などございましたら、当院の地域医療連携室にご相談ください。

医療関係者の方へ

 当科外来においては下記のようなリハビリテーション専門診療を行っております。外来受診を希望される患者さんがみえましたら、当院地域医療連携室までご相談ください。

  • 急性もしくは慢性疼痛
    仙腸関節障害などの腰痛患者に対し、関節運動学的アプローチを行います。
  • 痙縮治療
    脳卒中や脊髄損傷患者における筋のこわばりに対して治療を行っています。日常生活活動やケアの阻害となる痙縮を、抗痙縮薬調整やブロック注射、ボツリヌス毒素注射、装具療法、ストレッチ指導などを用いて治療します。
  • 認知機能低下に関する相談
    脳卒中、外傷性脳損傷などによる認知機能障害や生活障害に対し、詳細な評価を実施し、結果に則したリハビリテーションや生活指導、環境調整などを行います。
  • 脳賦活リハビリテーション(脳活リハ)
    認知症や軽度認知障害(MCI)の患者とそのご家族に対して、週に1回1時間のリハビリテーションを提供しています。ここでは脳を賦活し、活動を創出すべく、身体機能面だけでなく、精神・心理的側面、社会的側面などを考慮し、詳細な評価に基づく包括的かつきめ細かな支援を継続して行います。
  • 摂食嚥下機能評価・訓練
    嚥下障害が疑われる患者や、食物形態を上げたい・安全性の確認をしたい患者に対する嚥下機能評価(嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査)を実施します。また結果に基づき、誤嚥を予防するための安全な食物形態や食事姿勢の指導を行い、必要に応じて摂食嚥下リハビリテーションを実施します。
  • 義肢装具診察
    患者の現状の病態に合わせ、義肢や装具の再調整並びに使用時の指導を行います。また必要に応じて、古くなった装具や車いすなどの再処方(再作製)も行うことができます。
  • 訪問リハビリテーション相談
    介護保険を利用し当院からの訪問リハビリテーションを希望される方の診察を行い、必要に応じて訪問リハビリテーションを提供します。
  • 回復期リハビリテーション病棟の入院を希望される場合は、対象疾患と入棟までの期間に制限がありますので、適応につきまして、地域医療連携室にご相談ください。また、介護保険でリハビリテーションを受けている場合、診察や検査、治療に関しては問題ありませんが、病院の外来リハビリテーションを並行して行うことはできません。介護保険で通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションを受けていらっしゃる患者さんの病院でのリハビリテーションに関するご依頼も、地域医療連携室にご相談ください。

外来担当医表

 
リハビリテーション科 近藤 大沢/神里

尾崎

加賀谷/稲垣 尾崎/稲垣

 

担当医