薬剤部は、「お薬の調剤」だけでなく「患者さんに納得してお薬を服用していただくための服薬指導」や「お薬の飲み合わせ(相互作用)や副作用発現状況のチェックなどの薬学的ケア」までを含めて、お薬全般にわたって担当しています。
平成16年3月の長寿医療センター開設に併せてすべての病棟にサテライト薬局が整備され、平成24年からは病棟薬剤業務実施加算を算定し、薬剤師が病棟において医療従事者の負担軽減および薬物療法の質の向上に貢献しています。
当センターは、長寿医療の中核となる施設として、さまざまな高齢者医療への取り組みを行っています。高齢者に多くみられる褥瘡(床ずれ)治療への参画、もの忘れセンター薬剤師外来における認知症患者へのサポート、がん専門薬剤師による質の高いがん患者への説明など、新しい病院薬剤師業務の展開を試みています。 また、高齢者の適切な薬物療法を推進するための研究を行なっています。
当センターでは、国の政策医療である院外処方せんの発行を推進しており、全診療科において原則として全面的に院外処方せんを発行しています。
院外処方箋カウンターを設けご希望の調剤薬局を紹介しています。
外来患者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
院外処方箋の疑義照会は様式「処方箋の内容に関する問い合わせ票」を使用し、必ず処方箋の写しを添付しFAX(0562-48-8895)にてお問い合わせください。原則、FAXにて回答させていただきます。医師、薬剤部の業務の状況により、回答に時間がかかる場合がありますのでご了承ください。
また、薬薬連携ツールとして様式「服薬情報提供書」を運用しています。院外処方箋における即時回答を要しない疑義(アドヒアランス・残薬の状況、残薬の調整依頼など)、薬物療法上伝えておくべき重要な情報(副作用や薬の効果に関することなど)など、主治医にフィードバックし情報共有するツールとしてご利用ください。緊急性の高い情報提供は、従来の疑義照会で対応をお願いいたします。
当センターへのポリファーマシーに関する情報提供として、服用薬剤調整支援料に係る情報提供書にて対応しておりますのでご利用ください。
2022年5月より検査値を掲載しています。下記のリンクに基準値を掲載していますのでご活用ください(基準値外の場合に必ず問い合わせが必要なわけではありません)。
当院で行っている外来化学療法のレジメンを下記ダウンロード「外来化学療法レジメン一覧」で公開しております。ご活用ください。レジメンに関する照会等については従来通りFAXにてお問合せいただきますようお願い申し上げます。
患者さんに電話にて確認していただいた服薬状況や服用に関する報告は、がん服薬情報提供書等を用いて薬剤部までFAXにて情報提供をお願いします。薬剤部にて内容を確認し、主治医へ情報提供します。がん服薬情報提供書は知多半島エリアの薬薬連携を考える会にて作成した5医療機関共通のツールを使用しています。
当薬剤部では知多半島エリアの他の医療機関と共同して薬薬連携を推進しています。詳細は知多半島エリアの薬薬連携を考える会についてのファイルをご参照ください。
院外処方箋に記載されている検査値基準一覧(Excel:13KB)
がん服薬情報提供書(がんトレーシングレポート)(Word:67KB)
服用薬剤調整支援料に関する情報提供書(Excel:25KB)
薬学治療管理の一環として、調剤上の典型的な変更に伴う疑義照会を減らし、薬学ケアの充実および医師と薬剤師の負担軽減を目的として「院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコル」を運用しています。
本プロトコルの運用にあたっては、プロトコルの趣旨や各項目の詳細についてご理解いただき合意書を交わすことを条件としています。
参画を希望される保険薬局の方は、下記までご連絡ください。
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現在、初回説明会の日程調整中です。
知多半島エリアにつきましては決定次第各薬剤師会様を通じてご連絡いたします。
今しばらくお待ちください。
院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコル問い合わせ先:国立長寿医療研究センター 薬剤部
電話:056246-2311(代)
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国立長寿医療研究センターでは、薬剤師実務研修生を募集しています。
詳しい内容については、
国立長寿医療研究センター薬剤部(電話 0562-46-2311)
または、こちら(pharmacy@ncgg.go.jp)までお問い合わせください。
平素は当センターへの適切な情報提供にご協力いただきありがとうございます。
未採用薬のPR許可は下記の未採用薬品情報提供届に記載いただき医薬品情報室まで提出していただきますようお願い致します。