在宅医療・地域医療連携推進部
当部は、入退院をされる患者さんの継続的な治療やケア、福祉ケアを裏方で支える活動をしています。 地域で病気や介護などを受けながら療養される患者さんは増加しています。 日本で暮らす人の「平均余命」と「健康寿命」の差は8年以上であるといわれており、この8年以上の時間は治療や介護などを受けながら療養する時間です
手術が必要になったり、急に具合が悪くなり入院することで、地域で療養する患者さんの暮らしが崩れないように、入院前・入院中・退院後にも地域の医療や介護、福祉の方々と協力して、患者さんの療養生活を支えるお手伝いをします。
【部の構成】
- 在宅医療・地域医療連携推進部
(Department of Home Care and Regional Liaison Promotion)
在宅医療や地域医療における、連携(医療と介護の連携、病診連携、看護介護連携、地域連携、同職種連携など)を推進します
- 地域医療連携室 (Division of Regional Medical Liaiso)
退院後看護師訪問など、患者さんの退院後にご自宅に訪問し、
地域の訪問看護師や介護職と一緒に患者さんの退院後の療養を支援します
- 在宅医療推進室 (Division of Home Care Promotion)
円滑な入院時の調整、退院にむけた療養調整、退院後の療養生活を支える関係者と密に連絡を取り、退院後の安全な療養生活を支援します
医療連携推進
病院や診療所の連携を充実させ、患者さんやご家族が困ることのないように調整していきます。地域への連携をとることの多い社会復帰支援と密に連絡をとりながら、地域医療機関に対して病院の窓口としての役割を果たすよう取り組みます。
具体的な業務の内容は以下のとおりです。
- 診療所や病院からの受診予約
- 当院に通院中、または入院中の方が、他病院にかかるための手配
- 開業医にかかって在宅療養しておられる患者さんがスムーズに外来受診や入院が行えるよう調整
- 受診予約状況のデータ収集および報告、他
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社会復帰支援
ソーシャルワーカーと看護師が所属します。高齢者の患者様・ご家族は、入院することでいろいろな心配ごとがでてきます。治療が長期にわたると、これからの生活のことも不安になります。そのような場合には、お立ち寄りください。ソーシャルワーカーや看護師が、それぞれの専門的な立場から、ご本人、ご家族の不安が解消されるようお話を聴き、ご相談をお受けします。
具体的な内容は以下のとおりです。
- 自宅での療養生活や転院・入所の相談
- 在宅医療への相談(開業医の紹介や訪問看護利用相談)
- 医療費・生活費に困った
- 受診や療養について悩んでいる
- 今後の生活が不安
- 介護保険と手続きについて知りたい
- 身体障がい者手帳・精神保健福祉手帳について知りたい
- ホームヘルプサービス・ショートステイ・デイケアなどについて知りたい
- 福祉用具・日常生活用具の活用について知りたい
- その他、自分が利用できる制度やサービスがあるかどうか知りたい
- 医療器材の手配、看護・処置の方法についてのご相談をお受けします
- その他
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