睡眠呼吸外来
- 2003年の山陽新幹線運転手の居眠り運転事件以来、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の名が知られるようになりましたが、依然多数のOSAS患者さんが未受診・未治療の状態でいるといわれています。
- OSASは高血圧・高脂血症・肥満・糖尿病・メタボリック症候群といった生活習慣病を高頻度に合併し、未治療の場合の予後は悪いのですが、CPAP(経鼻持続陽圧呼吸)治療の優れた効果が、すでに実証されています。
- OSASの主症状は睡眠中の呼吸停止・日中の眠気などのようにはっきりしないものが多く、病気として自覚されにくいため、注意が必要です。睡眠障害の治療が奏功してはじめて、それまで気付かれなかった眠気などの睡眠障害の症状を自覚する場合も、少なくありません。
- 睡眠呼吸外来は高齢OSAS患者さんとその家族の方々が、早くOSASに気付き、早く診断・治療を受けて、快適な睡眠を回復し、高血圧などOSASの合併症の危険を軽減し、さらにOSASで短縮された寿命を取り戻すことを目的としています。
- 外来での簡易的な睡眠検査や、入院して脳波まで検討する終夜睡眠ポリグラフを実施しています。OSASと診断された場合には、外来でCPAPが導入されます。
- 包括的な生活機能評価を行い、CPAPの継続に加えてOSASの合併症の影響を最小限にとめるような栄養指導などの生活習慣の改善を含む、全人的ケアをモットーにしています。
受診について
現在、睡眠呼吸外来の新規でのお受け入れを中止しております。
外来診療予約センター
TEL:0562-46-2547
月曜日~金曜日の午後1時~午後4時まで
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千田 |
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