当センターの骨粗鬆症外来は、高齢期の骨折予防を最終目的に置いて行われていますので、骨粗鬆症に関連する危険因子と転倒に関連する危険因子を同時に評価して、できるだけその両方をカバーする診療をしようとしています。したがって、各部位の骨密度や骨吸収・形成マーカーなどの測定はもちろん骨折や転倒の既往、使用薬剤、栄養なども幅広く考慮しながら、適切な骨粗鬆症の治療を提供し、転倒リスクが大きい場合は、転倒対策も実施しています。
骨粗鬆症の診断でもっとも重要なことは、骨の強さ(骨強度と呼びます)を正確に知ることです。当センターでは、まだ、全国で5施設しか行えない先進医療「定量的CTを用いた有限要素法による骨強度予測評価」技術が実施されています。骨強度には骨密度だけでなく、骨質も関与しているとされ、この先進医療を用いると骨質のうちの骨構造と3次元骨密度分布から、一層正確に骨折しやすさを予測できるようになりましたので、骨密度だけで判断できないときにはこの方法をお薦めします。
完全予約制ですので、下記の予約センターで予約してください。不明な点はおたずねください。
TEL:0562-46-2547
月曜日~金曜日の午後1時~午後4時まで
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
---|---|---|---|---|---|
骨粗鬆症 | (午後) | (午後) | - | (午後) | - |