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認知症研究統合データベース(iDDR)のページにようこそ

integrated Database for Dementia Research

認知症研究統合データベース「iDDR」

NCGGバイオバンクでは登録症例の臨床情報と、それに紐づくゲノム情報などの生物学的データを収集・格納するバイオバンクデータベースを運用しています。
このうち、集約した認知症例のデータを研究者が直接閲覧できる認知症研究統合データベース(iDDR)を構築しました。

iDDRでは、個々の高齢者総合機能評価(CGA)を閲覧・検索できるほか、APOE遺伝子多形のタイプを知ることができます。また、脳MR画像ビューアーへのアクセスも可能です。

iDDRサーバーのイメージ:CGAデータ、画像データ、ゲノムデータがあり、研究所のバイオバンクサーバー、PACSサーバー、MGC DBと連携しているイメージを表している

症例・平均年齢

現在、iDDRには以下の表に示す症例数が格納されています(認知機能正常者含む)。

疾患名と症例数(アルツハイマー病:3782,レビー小体型認知症:446、血管性認知症:230,前頭側頭型認知症:98,正常圧水頭症:290,その他の認知症:697,軽度認知障害2331,認知機能正常:762)

個々の症例には近年の認知症研究には欠かせないPET画像情報やゲノム配列情報の有無が記載されています。これらのデータを研究利用する場合は原則共同研究とさせていただくことで、データを活用することができます。
詳しくは下部の「利用方法」リンクをご確認ください。

登録者の平均年齢(女性78.1歳、男性76.6歳)、MCI初診時の平均年齢(女性75.9歳、男性76.3歳)、MCIのAPOE4保有率(女性38.6%、男性35.9%)

本事業への助成

このデータベース構築においては、公益財団法人 長寿科学振興財団の令和5年度長寿科学研究者支援事業及び国立研究開発法人 日本医療研究開発機構の助成を受けております。
本助成の一部により、保有する臨床情報・脳画像・ゲノム情報などの大規模データのクリーニングと標準化作業が大きく促進されました。

令和5年度長寿科学研究者支援事業 指定課題研究実績報告

公益財団法人 長寿科学振興財団(理事長 大島伸一)
https://www.tyojyu.or.jp

 

ご興味のある方はバイオバンクお問い合わせよりご連絡ください。

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