看護部
看護部の理念は「CHOJU(長寿)」です。
Challenge・・・積極的に、前向きに取り組みます。
Hearty・・・暖かい、思いやりの心を持って実践します。
Outcome・・・長寿看護の成果を提供します。
Joyful・・・生き生きと自立した生活をともにめざします。
Useful・・・役立つ情報を発信し高齢者の方々を支援します。
病棟構成 | 診療科名 | 病床(計345床) |
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3N病棟 | 循環器内科(慢性期)、呼吸器内科、老年内科、代謝内科等 | 50床 |
3W病棟 | 血液内科、消化器内科、脳神経内科等 | 50床 |
4N病棟 | 回復期リハビリテーション | 50床 |
4W病棟 | もの忘れセンター 老年内科、脳神経内科、脳神経外科、精神科等 |
50床 |
5N病棟 | 整形外科、眼科、耳鼻科、歯科等 |
50床 |
5W病棟 | 泌尿器外科、消化器外科、血管外科、脳神経外科、皮膚科、循環器内科(急性期)等 | 46床 |
HCU | 準集中治療室 | 4床 |
1S病棟 |
地域包括ケア病棟、感染症病床 | 45床 |
外来 |
内科系診療科、外科系診療科、もの忘れセンター外来・高齢総合骨粗鬆症・看護外来等 | - |
手術室 |
- |
呼吸器・循環器(慢性期)・代謝内科・老年内科の混合病棟です。
呼吸器内科では肺がんや呼吸不全の患者さまが多く、治療・症状に対して安全にケアが提供できるように努めています。
循環器科は慢性心不全の患者さまが多く、心身の状態が早期に改善するよう、細やかな観察を通して日常生活を支援しています。また、入退院を繰り返すことがないよう多職種で心臓教室を行っています。
代謝内科では糖尿病教室や薬剤・栄養指導など退院後を見据えた介入を行っています。
入院患者さまの多くは慢性疾患や健康障害を持つ高齢者のため、治療後も疾患や障害を持ちながらその人らしく生活を営むことができるにはどのような支援が必要なのか日々チーム全体で考えながら看護をしています。
消化器内科・脳神経内科・血液内科の混合病棟です。
消化器内科は内視鏡的手術・化学療法を行っており苦痛の緩和と精神的な援助に力を入れています。
脳神経内科は脳梗塞やパーキンソン病の患者さまが多く異常の早期発見、ADLの改善や維持に努めています。
血液内科は無菌室4室を有し、化学療法・輸血を行う患者さまが多くいらっしゃいます。
繰り返し入退院をされる方も多く、患者さま・ご家族と看護師との信頼関係を大切にしています。きめ細やかな観察と苦痛への早期対応を心掛け、患者さまを中心とした温かい看護が提供できるように日々努力しています。
回復期リハビリテーション病棟は、急性期治療を終え在宅生活に向けたリハビリテーションを行う患者さまが入院されています。
「多職種が協力し、在宅生活ができるように心と体の自立に向けてお手伝いさせていただきます。」を方針に、生活一つ一つがリハビリテーションになるよう、患者さまを支え・見守りながら、患者さまに合わせた看護・介護を提供しています。高齢の患者さまが多く、長期入院となるため季節ごとの催しやレクリエーションを行い入院生活にメリハリや楽しみを見つけられるよう取り組んでいます。
認知症専門と一般内科病床の混合病棟となっています。
身体合併症のある認知症の患者さまに対し専門的知識を活用した非薬物療法を行うことで、認知機能低下を要因とする混乱を防ぎ、穏やかな入院生活が送れるように支援しています。病棟内にあるホールを活用し、音楽療法、運動療法などの集団レクリエーションや書道、塗り絵などの個別的なレクリエーションを毎日実施しています。
また、医師・看護師・リハビリセラピスト・薬剤師・介護福祉士・社会福祉士で共同カンファレンスを行いながら、それぞれの専門性を発揮し、入院時より退院後の生活を見据えた関りができるように連携を図っています。
整形外科、眼科、耳鼻咽喉科の混合病棟です。
整形外科は、骨折や腰部脊柱管狭窄症、ヘルニア、頚椎症などの患者さまが入院されています。主な治療は、手術とその後のリハビリテーションです。
眼科・耳鼻いんこう科では、多くの方が手術を目的とした短期間の入院です。
看護師をはじめとして、医師やコメディカルと連携し、患者さんやご家族が退院時に目指す目標を達成して在宅復帰できるよう、自身の家族のように暖かく支援しています。笑顔が絶えない活気あふれる病棟です。
消化器外科・血管外科・泌尿器科・脳外科・循環器科・皮膚科の混合病棟です。
周術期・化学療法・検査の患者さまを受け入れています。周術期の看護では、全身状態の観察と異常の早期発見に努めるなど、患者さまの状態に合わせた看護を提供しています。化学療法では、副作用の観察や安全な投与を行い、患者さまの苦痛への緩和を行っています。循環器科・脳外科の血管造影検査、カテーテル手術および治療などに対応しています。
患者さまが安心して治療が受けられるように寄り添う看護を実践しています。
意識障害・脳血管疾患・心筋梗塞・心不全・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・呼吸不全、その他重篤な疾患や全身管理が必要な患者さまの看護を行っています。全身管理の必要な手術後やハイリスク患者の手術後の管理を行っています。医師とコメディカルとともに協力しながら、専門知識をいかし、質の高い看護を行っています。
地域包括ケア病棟です。「地域包括ケア病棟」とは、急性期治療を経て一般病棟で症状が安定したものの、すぐに自宅や施設等での療養移行に不安がある患者さま、在宅・施設療養中から緊急入院した患者さまに対して、在宅復帰に向け、医療管理、診療、看護、リハビリを行うことを目的とした病棟です。
患者さんの心身が回復し、患者さんが自分らしく生活できるように、また安心して在宅に復帰していただけるよう、医師、看護師、リハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカー等が協力して、在宅復帰に向けたサポートします。
19の内科系・外科系診療科と、もの忘れセンター外来・ロコモフレイル外来・すっきり排泄外来など22の専門外来により、主に高齢者を対象とする疾患の診断・治療に対応しています。
認知症、尿失禁、転倒などの老年症候群に対して最適な医療が提供できるよう、研究部門と協働しながら、安全な環境整備と看護サービスの充実に取り組んでいます。
また、看護外来(患者さまの看護・介護に関すること、家族のサポートに関する相談など)やフットケア外来など看護が主導で運営している外来も開設しています。
地域で暮らす患者さまが安心して継続的に治療を受けられるよう、かかりつけ医の先生方と連携して療養生活を支えています。
第一診療棟5階に中央手術室、3階には感覚器センター内手術室が設置されています。
中央手術室では、一般外科、整形外科、血管外科、泌尿器科、脳神経外科、耳鼻科、歯科、皮膚科の手術を実施し、感覚器センター内では眼科の手術を実施しています。
手術対象患者は 70歳以上が80%以上を占めるため、高齢者が安心して安全に手術を受けられるような看護を目指しています。
患者さまに満足していただける「質の高い」手術室看護を実践するため、私たちは、日々、研修会や勉強会などで知識、技術の習得に励んでいます。