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病院

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外来診療・時間外診療・救急外来 電話:0562-46-2311

看護部

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教育

教育方針

看護部においては CHOJU(長寿)という理念のもと、加齢という自然な営みの中で、疾病や障害があってもその人らしい生活機能を維持し、よりよい生活を営めるための看護を目指しています。私たちはすぐれた専門性に基づいた看護実践能力をもち、相手の力を信じ寄り添うことができる優しい心を備え、時には創造性にあふれたケアに挑戦できるジェネラリスト看護師・スペシャリスト看護師を育てることを目標に教育環境を整える努力を続けています。最初は戸惑うことがあっても、同期との絆を深め、先輩看護師の温かい支援を受けながら、ともに一歩ずつ成長しあえる場が長寿医療研究センターの看護師教育です。

教育目的

国立長寿医療研究センターが果たすべき役割および看護部の理念を理解し、専門職業人として主体的に考え行動する質の高い看護を提供できる人材を育成する

教育目標

  1. 国立長寿医療研究センターおよび看護部の理念や役割を理解し、組織に貢献できる人材を育成する
  2. 超高齢社会のニーズに対応できる専門的知識と看護技術・判断力を持ち、問題解決能力に優れた看護師を育成する
  3. 看護の質を向上させるため、看護職としての倫理的態度を養い、管理能力を高め、教育や研究活動に取り組む看護師を育成する
  4. 高齢者看護を発展・推進していくための看護活動、情報発信や提言ができる看護師を育成する
  5. 専門職業人として資質の向上をはかるための主体的な自己研鑽ができる看護師を育成する

目指す看護師象

  1. 国立長寿医療研究センターの理念を理解し、組織の一員として行動できる
  2. 高齢者看護の実践に必要な、高度な専門知識・技術を要し、質の高い看護を提供できる
  3. 患者・家族に共感的態度で関わり、自立を促し、QOLの向上をめざした看護の実践ができる
  4. 看護職として主体性と高い倫理性をもって看護を提供できる
  5. 医療チームの一員として他の医療従事者と協働できる
  6. 高齢者看護の臨床研究を行い、成果を提供できる
  7. 高齢者看護に関する教育・研修を推進できる
  8. 高齢者看護を発展・創造していくための情報発信ができる

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当センターのキャリアラダーについて

当センターでは平成23年度より "クリニカルラダー" を導⼊し、ジェネラリスト看護師とスペシャリスト看護師のキャリア形成を考慮した⼈材育成のための継続教育を⾏っています。また、令和2年からは、国⽴病院機構の看護職員能⼒開発プログラム(ACTyナース)Ver.2を基盤に、看護師全体の質の向上を⽬指した看護教育に取り組んでいます。さらに、⾼齢者専⾨の病院であることから、すべての看護職員が⾼齢者看護を⾏えるよう「⾼齢者専⾨コース」研修を開設しています。

キャリアラダー看護師到達レベル:看護職員能⼒開発プログラム

レベルⅠ

看護実践に必要な基本的能⼒を習得する。
レベルⅡ
  1. 根拠に基づいた看護を実践する。
  2. 後輩と共に学習する。
レベルⅢ
  1. 個別性を重視した看護を実践する。
  2. 看護実践者として、後輩に⽀援的役割を果たせる。

レベルⅣ

  1. 後輩の学習を⽀援する。
  2. チームリーダーとしての役割⾏動がとれる。

レベルⅤ

専⾨性の発揮、管理・教育的役割モデルとなり、研究的に取り組む
看護管理者能⼒開発プログラム CREATE(レベルⅠ〜Ⅳ)

組織管理能⼒

顧客のニーズを把握し、顧客に選ばれる病院づくりを⽬指した組織管理ができる

質管理能⼒

質の⾼いケアを追求し続け、新たな看護を創造できる

危機管理能⼒

危機への対応⼒を備え、危機を乗り越えることができる

⼈材育成能⼒

職員個々のキャリア開発と組織を発展させるための⼈材育成ができる

⾃⼰開発能⼒

看護管理者としての経験学習を通して⾃⼰を成⻑し続けることができる
集合教育計画 :看護職員能⼒開発プログラム
ラダーレベル 研修

  • 看護技術(採⾎・吸引・経管栄養・点滴管理・救急時の看護)
  • フィジカルアセスメント
  • 看護倫理Ⅰ
  • 看護診断
  • 患者対応の振り返り
  • 多重課題
  • 退院⽀援Ⅰ
  • エンドオブライフケアⅠ

  • ⾼齢者のケーススタディ
  • 退院⽀援Ⅱ
  • エンドオブライフケアⅡ

Ⅲ 

  • 看護倫理Ⅱ
  • 退院⽀援Ⅲ
  • エンドオブライフケアⅢ

  • リーダーシップ
  • 退院⽀援Ⅳ
  • エンドオブライフケアⅣ

  • 看護研究
  • 退院⽀援Ⅴ
  • エンドオブライフケアⅤ

役割別

  • 実地指導者
  • 実習指導者
  • 静脈注射認定看護師
療養介助専⾨員教育
  • 介護技術
  • 介護倫理
  • 介護記録
  • 退院⽀援Ⅰ
  • エンドオブライフケアⅠ
  • 救急時の看護
  • 患者対応の振り返り
  • 退院⽀援Ⅱ
  • エンドオブライフケアⅡ
  • リーダーシップ
  • ⾼齢者のケーススタディ
  • 実地指導者

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新⼈教育体制

1名の新⼈職員に対して、それぞれの実地指導者・プリセプターが中⼼となり、部署全体で⾒守り、⽀援をします

 

新人職員の1年

4月

新採⽤者オリエンテーション

  • 医療安全管理
  • 感染管理
  • 看護倫理Ⅰ

エンドオブライフケアⅠ

  • ⾼齢者看護とは
  • ⾼齢者の特徴
  • 尊厳ある看護

フィジカルアセスメント

  • ⾼齢者のアセスメント

5月

救急時の看護(1)

  • 急変時の応援要請、連絡⽅法
  • 状態把握と対応
  • BLS

6月

看護技術研修

  • 採⾎
  • 気管吸引

7月

看護技術研修

  • 点滴管理
  • 経管栄養
  • 看護診断 看護過程の展開

9月

患者対応の振り返り

  • 患者対応振り返りの意義
    プロセスレコードによる看護場⾯の再構成の進め⽅
  • 看護場⾯の再構成
  • ⾃⼰の振り返りと⾃⼰啓発

新採⽤者多職種合同研修

  • 6か⽉の振り返り
  • 新採⽤者としての課題の共有
  • ヒヤリハットの振り返り

10月

救急時の看護(2)

  • 気管内挿管の準備と介助
  • 医療機器の取り扱い
  • ⼈⼯呼吸器装着中の患者の看護

11月

多重課題

  • 優先順位の決定
  • 応援要請の実際

2月

退院⽀援Ⅰ

  • 退院⽀援に必要な基本的な知識
  • 退院⽀援に関わる多職種とその役割

3月

新採⽤者多職種合同研修

  • 1年のまとめ
    新採⽤者としての1年間の想いの表出と課題の共有
    1年間の振り返り、⾃⼰の課題の達成度の把握
    次年度に向けた⼼構えと⾃⼰の課題の明確化

 

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