高齢者の虚弱プロセス解明のための包括的調査
(もの忘れセンターをベースとした研究データベースの構築)
この研究は、国立長寿医療研究センターバイオバンクから分譲を受けた試料・情報を用いて解析を行うものです。
この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の7.この研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願い致します。
2019年8月29日
記
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研究課題名
高齢者の虚弱プロセス解明のための包括的調査(もの忘れセンターをベースとした研究データベースの構築)
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研究機関の名称および研究責任者の氏名(部署名)
国立長寿医療研究センター櫻井孝(もの忘れセンター)
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研究分担者(部署名)
下記参照
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研究期間
平成22年9月1日〜令和3年3月31日
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当該研究の利用目的・利用方法
寝たきりの原因として脳卒中、骨折、廃用症候群、認知症などが重要であるが、背景には高齢者の虚弱(フレイル)がある。フレイルは、一般には認知機能低下、抑うつ、筋力低下、歩行障害・転倒、失禁などの徴候が集積し、進行することが要因となり、後に日常生活動作(ADL)の障害をきたすと考えられる。しかしフレイルのプロセスは個々の高齢者で多様であり、患者の身体・精神的側面のみならず、社会的環境、また介護者の介護能力にも依存する。そこで本研究では「もの忘れセンター」を受診する高齢者を対象として、フレイルとの関わりが深い認知症、サルコペニア、転倒、動脈硬化などの多々の老年症候群の進展過程、患者背景、危険因子について前向き観察調査を行う。もの忘れセンターでは、認知症の鑑別診断を行うが、その他にも加齢にともなう身体機能の衰え、様々な疾病が併発していないかどうか、様々な視点から診療を行っている。これらの診察で得られる情報、ならびに保存血液についても上記研究に活用する。
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研究に利用する試料・情報の項目
血液サンプル・臨床情報・遺伝子情報
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この研究に関するお問い合わせ先
国立長寿医療研究センター
〒474-8511大府市森岡町7-430
電話:0562-46-2311(代表)
研究分担者(部署名)
- 鳥羽研二(病院)
- 加知輝彦(病院)
- 鷲見幸彦(脳機能診療部)
- 遠藤英俊(内科総合診療部)
- 細井孝之(臨床研究推進部)
- 松井康素(先端診療部関節科)
- 角保徳(歯科口腔先端診療開発部)
- 新畑豊(脳機能診療部)
- 武田章敬(脳機能診療部)
- 服部英幸(行動・心理療法部)
- 清水敦哉(内科総合診療部)
- 深田伸二(手術・集中治療部)
- 文堂昌彦(手術・集中治療部)
- 三浦久幸(在宅医療・地域連携診療部)
- 金子康彦(栄養管理部)
- 北村忍(看護部)
- 内田育恵(耳鼻咽喉科)
- 佐竹昭介(高齢者総合診療科)
- 洪英在(高齢者総合診療科)
- 杉浦彩子(耳鼻咽喉科)
- 伊藤健吾(脳機能画像診断開発部)
- 三浦利奈(精神診療部)
- 磯貝善蔵(先端診療部)
- 島田裕之(在宅医療・自立支援開発部)
- 岡村菊夫(手術・集中診療部)
- 野尻佳克(手術・集中診療部)
- 大菅陽子(手術・集中診療部)
- 徳田治彦(臨床検査部)
- 加藤隆司(脳機能画像診断開発部)
- 辻本昌史(脳機能診療部)
- 紣川牧子(看護部)
- 佐々木千佳子(看護部)
- 藤崎あかり(看護部)
- 丸山和佳子(加齢健康脳科学研究部)
- 田中誠也(もの忘れセンター)
- 高橋慶子(もの忘れセンター・精神科)
- 大山易志(もの忘れセンター・精神診療部)
- 村崎明広(栄養管理部)
- 宮城笑美子(栄養管理部)
- 矢澤生(バイオリソース研究室)
- 松浦弘幸(長寿医療工学研究部)
- 根元哲也(長寿医療工学研究部)
- 西井匠(長寿医療工学研究部)
- 久保田怜(長寿医療工学研究部)
- 原田敦(病院)
- 酒井義人(先端診療部)
- 竹村真里枝(整形外科)
- 寺部靖人(整形外科)
- 飛田哲朗(整形外科)
- 新飯田俊平(遺伝子蛋白質解析室)
- 中村昭範(脳機能画像診断開発部)
- 滝川修(ラジオアイソトープ管理室)
- 渡邉敦(共同利用推進部)
- 柳澤勝彦(副所長室)
- 渡辺浩(医療情報室)
- 加藤弘明(眼科)
- 福岡秀記(眼科)
- 野本憲一郎(循環器科)
- 山岡朗子(神経内科)
- 宮城元博(循環器科)
- 川嶋修司(臨床研究推進部)
- 清家理(もの忘れセンター)
- 河合圭成(脳機能診療部)
- 道川誠(アルツハイマー病研究部)
- 鄭且均(アルツハイマー病研究部)
(平成24年1月30日現在)