本研究は、「日本における認知機能検査の標準化のための実証研究(倫理・利益相反委員会受付番号No.1818)」で得られた試料・情報を、国立長寿医療研究センターバイオバンクから分譲を受けて解析を行うものです。
国立長寿医療研究センターバイオバンクではお預かりした試料・情報の利用にかかる包括的同意をいただいているため、このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる試料提供者様のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「この研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。
2024年9月2日
記
日本における認知機能検査の標準化のための実証研究(倫理・利益相反委員会受付番号No. 1818)
2024年6月24日~2030年3月31日
本研究は、複数の認知機能検査、アンケート調査、血液検査を実施し、認知機能検査間の得点分布を比較して標準化に向けた解析を実施することにより、全国でどこでも同一の基準で認知症のリスクを評価できるようになることを目的としています。さらに、認知機能検査と血液バイオマーカーとの関連を検討することにより、より詳細な認知症のリスクの把握ができるようになることを目指しています。
「日本における認知機能検査の標準化のための実証研究」で得られた認知機能検査結果や血液データ、年齢・性別などの基本情報等の試料・情報を使用します。
「日本における認知機能検査の標準化のための実証研究(倫理・利益相反委員会受付番号No. 1818)」に参加し、バイオバンク登録に同意された方です。
ご自身の試料・情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する試料・情報からあなたにかかる試料・情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、試料・情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには解析結果を削除できないことがあります。
本研究では、国立長寿医療研究センターバイオバンクより試料・情報の分譲を受けて実施しますが、個人を特定することができる対応表はバイオバンクが適切に保管し、研究者に提示されることはありません。また、研究の結果を公表する際は、個人が特定される情報は含まれません。プライバシーを守秘し、個人が特定される情報が外部に漏れないよう配慮します。
国立長寿医療研究センター 島田裕之(老年学・社会科学研究センター)
〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地
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