この研究は、国立長寿医療研究センターバイオバンクから分譲を受けた試料・情報を用いて解析を行うものです。
この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の9.この研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願い致します。
令和4年6月29日
記
もの忘れ外来患者の歯周病病態および口腔機能・認知機能に関する研究:観察研究
令和3年7月16日~令和6年3月31日
保有歯数と認知症および認知機能との関連性が報告されています。また、歯周病は歯の喪失の最大の要因であり、歯周病病態と認知症にも関連することが示唆されています。今回の研究では、もの忘れ外来を受診された患者さんを対象にして、歯周病や歯の状況と認知機能や加齢との関連を調査しています。認知機能の調査のためには、アポEタイプという認知機能に関連する血液検査の項目を解析に用いる必要があります。
臨床研究「もの忘れ外来患者の歯周病病態および口腔機能・認知機能に関する研究:観察研究」に参加され、当センターバイオバンクにもご参加された患者さんの検査データを今回の研究に利用させていただきます。あわせて、一般血液検査データ、神経心理学的検査データ、MRI等の脳画像検査データも解析に用います。アポEタイプの検査データはすでに解析済みでバイオバンクに保管されており、今回の研究のために新たに追加検査する項目ではありません。
一般血液検査データ、神経心理学的検査データ、MRI等の脳画像検査データ、APOEタイプ(バイオバンクで解析済みの結果)を研究に利用します。
令和3年8月から令和4年4月末までに国立長寿医療研究センターもの忘れ外来を受診され、臨床研究「もの忘れ外来患者の歯周病病態および口腔機能・認知機能に関する研究:観察研究」に参加された患者さんが、今回の研究対象になります。
ご自身の試料・情報が、本課題に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する試料・情報から対象となる患者さんにかかる試料・情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問合せ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、試料・情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、学会や論文等ですでに研究結果が公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 口腔疾患研究部長 松下健二
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