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ロコモフレイルセンター

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センターについて

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センターについて

我が国においては世界に例のない速さで社会の高齢化が急激に進んでいますが、よく聞かれるようになった健康寿命の延伸は、国立長寿医療研究センターの目指している目標です。私どもの理念には、「高齢者の心と体の自立を促進し、健康長寿社会の構築に貢献する」と謳われています。心の自立を促すための役割は平成22年4月に開設されたもの忘れセンターが担ってきているのに対し、体の自立を促すための診療体制をさらに進めるべく平成28年3月にロコモフレイル外来を開設し、総合的なシステムとして立ち上げる準備を進めていましたが、このたび当ロコモフレイルセンターとして平成29年4月に病院内に開設されました。

当ロコモフレイルセンターでは、ロコモ・フレイル・サルコペニアの3つの状態を軸に、医師、看護師、管理栄養士、理学療法士、薬剤師、臨床研究コーディネーターなどの様々な職種が、それぞれの専門的な視点から患者様の状態改善のためにどのようなことをすべきか、を連携して検討する世界初の総合診療システムを備え、皆様の健康長寿のお役に立ちたいと鋭意取り組んでいます。各種評価、測定、検査データを基にした患者様の健康増進への支援や臨床研究、さらには新しい医療・福祉関連機器の開発も手掛けていきます。

ロコモフレイルセンター相関図

「ロコモ」とは

ロコモティブシンドロームの略で、骨、関節、筋肉など運動器に障害が起こり、立つ・歩くなどの機能が低下している状態です。

「フレイル」とは

健常と要介護の中間的な状態で、要介護に移行するリスクが高い一方、適切なケアによって健常な状態へと戻ることが可能とされる状態です。

「サルコペニア(筋肉減少症)」とは

加齢に伴う筋肉量や身体機能の低下で、栄養障害とも関連があると言われています。

健康状態から介護度悪化状態までのフロー図

ロコモフレイルセンターは次のような目標を持って活動しています。

主な活動

骨折予防教室

渡邉剛ロコモ診療科医長を中心に、骨折された入院患者さんとその家族を対象とし、骨折予防に関する運動・食事・薬・検査についての勉強会と個別指導を2週間に1度開催しています。

 

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