よくあるご質問
- 1.この臨床研究に興味を持ったのですが、詳細な説明は聞けますか?
- 国立長寿医療研究センター「歯科口腔先進医療開発センター 再生歯科医療研究部」のスタッフが、この臨床試験の内容について、詳しくご説明します。その上で参加するかどうかお決めください。
- 2.費用はかかるのですか?
- この研究に関わる検査や処置等の費用については、研究費より負担しますので、患者さんに負担いただくことはありません。
なお、この研究期間中に研究の内容に関係ない病気に対しての治療については、通常の保険診療で自己負担分をお支払いいただくことになります。
- 3.歯髄幹細胞を移植することによる副作用はありますか?
- 歯髄幹細胞などの体性幹細胞を移植した後の副作用はこれまでにほとんど報告されていません。
この臨床研究は、これに先立つ非臨床試験における安全性等の試験結果等を基に厚生労働省の認可を受けており、倫理委員会の承認も得ているものです。これまでの研究に基づいて科学的に計画され慎重に行われますが、もしこの臨床研究が原因で患者さんに副作用などの健康被害が生じた場合には、規定に基づいた補償が受けられます。
- 4.臨床研究の参加途中で、やめたくなったら?
- 臨床研究の参加途中でも、患者さんの意思でいつでもやめることができます。参加を辞退されても、患者さんが不利益を受けることはありません。
- 5.歯に移植した神経が再生しなかったら?
- 移植した神経が再生しなかった場合でも、従来の治療法で誠意を持って治療を完了しますので、ご心配いりません。
患者さんとよく話し合った上で治療を進めていきます。その際、ご質問等ありましたら何でもお聞き下さい。
- 6.この臨床研究に自分が参加できるかどうかわからないのですが…
- 参加いただける患者さんの条件についてはこちらのページをご覧ください。なお、ご自身で判断が難しい場合は直接お問い合わせください。
- 7.この臨床研究に参加して治療を受けるメリットは?
- これまでの根管治療と新しい歯髄再生治療法との違いを詳しく書いたページがありますので、こちらをご覧下さい。
- 8.治療に痛みがあるか、心配なのですが…
- 歯の治療は局部麻酔をして感覚のない状態で行います。
患者さんとは十分話し合った上で治療を行う予定ですので、ご安心ください。
- 9.X線撮影がありますが、放射線の被ばく量が気になります。大丈夫なのでしょうか?
- 歯科でのX線撮影による放射線の被ばく量は非常に少なく、一度の撮影で被ばくする量は、集団検診で行う胃の撮影の約400分の1です。妊娠中の方でも問題がないと言える量ですし、防護エプロンを着用するなど、安全に撮影ができるようになっています。