運転を継続している高齢者における運転とは?
認知症高齢者に対する対処が構築された一方で、現在運転している高齢者が安全に運転を継続できるためのシステムが整っていない状況になります。運転は、視覚などからの情報をもとに操作を行い、脳や体を使う活動であると同時に、様々なところに出かけるといった社会活動になります。また、高齢者の約6割が運転し、さらにはその半数以上が毎日運転している現状を踏まえると(「高齢ドライバーを取り巻く現状」を参照)、運転は生活にかかすことのできないものの1つであると考えられます。 最近の研究では、高齢者に対して、安全に運転できる期間(運転寿命)を伸ばしていくことが健康寿命の延伸に重要であることが明らかになってきています。ただし、認知症の方や明らかに運転に問題がある方は、免許を返納する必要があります。 |
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