当センターは、在宅医療と介護の継ぎ目のない療養を目指して、平成20年、21年に介護職を対象に「在宅医療メイツ講習会」(内閣官房「元気再生事業」)を開催し、更に、平成23年には独自の取り組みとして「在宅医療メイツ講習会」を開催し67名の介護職の人材養成を実施致しました。
介護職の医療側への連携スキルアップを目指して、平成21年に「在宅医療メイツ連携スキルアップ講習会」で、多職種による在宅医療困難事例に対する対処方法のワークショップを実施しました。 この様な事業を基盤にして、在宅医療の連携拠点病院として「地域の医療と介護」の更なる連携を推進するため、厚生労働省からの委託事業で「チーム医療普及推進事業」として下記の講習会を実施します。
(1) 家族・患者本人との相談役
介護行為の中で、質の向上とともに、患者本人の症状や家族の抱えている課題次第によっては、地域資源に熟知していることから、的確な先生や施設・機関、行政窓口を紹介できるようなコンシェルジュ能力を期待されます。
(2) 医師・看護師への報告(介護と医療のつなぎ役) 医療行為は行ないませんが、症状・現場の状況を的確に先生に通報する、どの医療関係者に繋ぐか迅速に判断するなど、介護と医療のつなぎ役を果たします。
コース | 講習会 | 日付 | 時間 | カリキュラム |
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ベーシック | 在宅医療メイツ講習会 4日間 | 2013年1月21日(月)~ 1月24(木) |
14時00分~ 17時00分 |
(PDF:141KB) |
アドバンス | 在宅医療メイツ連携スキルアップ 講習会 4日間 |
2013年2月25日(月)~ 2月28日(木) |
18時00分~ 21時00分 |
(PDF:436KB) |
在宅医療メイツ講習会受講修了者を対象に診療所の医師、訪問看護師、薬剤師理学療法士、ケアマネの関係者とセンター医療関係者による在宅医療現場での課題の対応の講演と現場の困難事例検討をグループ討議、ロールプレイを行い在宅医療の実践的知識と具体的な対応を習得していただきます。