腸内フローラによる高齢者認知機能・総合機能への 影響に関する研究(3):観察研究
もの忘れと腸内細菌の研究参加ご協力のお願い
腸内フローラ(腸内細菌)とは?
腸内フローラ(腸内細菌)は、腸に生息している細菌グループで、消化管疾患や免疫能、代謝能に影響することがわかっています。
これまでの研究結果から、腸内フローラが高齢者の認知機能や体の健康に関連することがわかってきました。
今回の研究では、腸内フローラが認知症の原因として関係しているかどうかをさらに調べることになりました。
腸内フローラ研究の要点
- 便検査・血液検査や認知機能検査、MRI検査などを受けていただきます。
- この研究は認知機能と腸内細菌の関係を調べる観察研究です。
- 今までわかっていなかった「腸内細菌と認知機能の関係」を解明でき、多くの高齢者、認知症患者さんにとって、大きな利益になると考えられます。
- 皆さんのデータが集まることで、未来の医療の発展につながります。
- 病院で行われる検査は保険診療であるため、無償ではありません。
- 腸内フローラの検査は無償です。研究結果はお知らせする予定です。
腸内フローラによる高齢者認知機能・総合機能への影響に関する研究(3):観察研究
- 目的:もの忘れと食事・栄養、腸内細菌との関係を調べます
- 対象:もの忘れ外来を受診された方
研究への参加
- もの忘れ外来を受診され、
- 認知機能や腸内細菌の検査を希望され、
- スタディパートナー*がいる、
上記の条件を満たす方を募集します。
*スタディパートナーとは?
ご本人の生活状況などに関する情報をお知らせいだたく方です。
(ご兄弟やご親族、ケアマネジャーなど、家族以外の方も可能です)
- 2021年はレビー小体型認知症の患者さんを主に調査します。
- プライバシーは保護されます
- 研究への登録は自由意思です
- 研究の途中であってもいつでも同意を取り消すことができます
- 謝礼として、QUOカード3,000円分をお渡しします
研究内容の詳しい説明
こちらのスライド(PDF:2.2MB)をご覧ください。
お問い合わせ先
〒474-8511 愛知県大府市森岡町7-430
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター もの忘れセンター 腸内フローラ研究事務局
電話:0562-46-2311 (内線 7714、3123 月曜・火曜・金曜の10-15時)
Fax 0562-46-8394(随時) メール:escargot[at]ncgg.go.jp(随時:送信時は[at]を@に変換してください)
- 左下のQRコードをスマートフォンで読み取ると、研究事務局のメールアドレスが自動入力されます。
- もの忘れ外来(担当医:佐治、月曜/金曜の午前)に診察予約を希望される場合、病院玄関の総合受付にお越しいただきご予約いただくか、下記の「外来診療予約センター」にお電話ください。