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国立長寿医療研究センター直伝!ロコモフレイル予防講演会を開催しました

2025年5月17日(土曜日)に名古屋市緑区役所講堂にてロコモフレイル予防講演会を開催いたしました。

この催しはロコモ・フレイルの予防啓発、地域の方への健康推進を目的に開催し、5回目となる今回は、はじめて名古屋市緑区と共催で開催しました。また、名古屋市立大学病院地域包括ケア推進研究センターの協力で医学部学生実習の一環として医学生サポートもいただきました。雨天にもかかわらず38名が参加されました。緑区担当者の挨拶で始まり、緑区長の挨拶、緑区行政の取り組みについての紹介があり、その後赤津裕康医師(ロコモフレイルセンター長)の挨拶と講演を行いました。赤津医師の講演ではロコモやフレイルとは何か、予防のためにできることなどの紹介がありました。

緑区長あいさつ

緑区行政の取り組み紹介

赤津医師講話

後半は当院リハビリテーション科部の谷本正智理学療法士長が、家でもできる体操の紹介をいたしました。理学療法士と医学生が会場を回り、参加者の方に声掛けをしながら体験していただきました。筋肉名称のクイズや頭を使ったゲーム感覚の体操などがあり、笑い声の中参加者の皆様は真剣かつ楽しく取り組んでおられました。多くの参加者から「楽しく参加できた」「今日体験したことをこれからも実施していきたい」などのお声をいただきました。

体操の体験

体操の体験

体操の体験

約30分の体操の後は、希望者に体力測定とアンケートからロコモ、フレイル、サルコペニアの評価体験をしていただきました。ロコモの評価は日本整形外科学会のロコモチャレンジに基づいたアンケートと”立ち上がりテスト”、”2ステップテスト”の測定結果から、フレイルの評価はアンケートから、サルコペニアの評価はアジアの基準に則った”握力”、”立ち上がりテスト”、”下腿周囲長”の測定結果から実施しました。測定用紙に結果を記入し、ロコモ、フレイル、サルコペニアの可能性がないか確認していただきました。

測定後は、「比べてみよう体力測定」として会場にある大きなグラフにシールを貼っていただき、ご自身の測定結果がどの位置にあるのかも確認いただきました。ご自身がどこに位置するかを意識していただきながら参加していただくこのブースでは、時折、歓喜や落胆の声が聞こえるなど、楽しくご自身の体力を知るきっかけの場を提供できたと思います。

また会場ではInbodyを使用した体組成測定と超音波筋肉可視化装置を使用した測定のデモンストレーションも行いました。

体力測定

体力測定

比べてみよう体力測定

比べてみよう体力測定

超音波筋肉可視化装置

 

約2時間のイベントはあっという間に過ぎ、次回開催のご期待の声もいただきました。スタッフ一同、地域の方への健康推進に今後も努めて参ります。今回のイベントで体験されたことを皆様のロコモ・フレイル・サルコペニアの予防に役立てていただければ光栄です。

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