本文へ移動

病院

文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

 

外来診療・時間外診療・救急外来 電話:0562-46-2311

ホーム > 病院 > 医療関係者の方へ > 臨床研修 > 専攻医(医科) > 老年内科・専攻医研修プログラム

老年内科・専攻医研修プログラム

募集要項 

募集職種

専攻医(老年内科)

募集人数 2~3名
職務内容

到達目標

  •  高齢期の生理学的変化を踏まえて疾患を捉え、対処することができる
  •  総合的機能評価(CGA)を理解し、適切に実施できる
  • 効果的な治療を実現するために、CGAを適切に活用できる
  • 老年症候群について、知識を整理し、対応の仕方を提案できる
  • フレイル、サルコペニア、低栄養を適切に診断・治療できる
  • 認知症に関する情報収集の仕方を身に着け、鑑別診断ができる
  • 認知症を有する高齢者の身体疾患やBPSDへの対処ができる
  • 多職種連携を意識したチーム医療の構築ができる
  • 高齢者の薬物治療・非薬物治療を理解し、ポリファーマシーに適切に対処できる
  • 終末期状態を把握し、マネージメント(薬物治療、家族説明、チーム医療)を適切に行える
  • 在宅医療との連携やチーム体制の構築が行える
  • 高齢者の情報収集を適切に行い、診療録に整理できる
  • 患者本人や家族と、望まない結果や予後について、過不足なく誠実に伝えることができる

研修中の義務

  • 上級医の指導の下、入院、外来患者の診断・治療・CGAを学ぶ、実践する
  • 高齢者の救急を学ぶため月に少なくとも2回の当直業務を行う
  • 時間内救急当番を週に1回行う
  • 症例検討会に参加し、症例提示と問題点や考えを簡潔に整理して提示する
  • 抄読会の担当、参加を通じて学術的な知識を向上させる
  • 学会発表を行う。臨床研究の価値を学ぶ。

研修中の義務(卒後5年目以上)

  • 上級医の指導の下、入院、外来患者の診断・治療・CGAを学ぶ、実践する
  • 初期・後期研修医への指導的助言を行う
  • 当直業務を行う
  • 時間内救急当番を行う
  • 症例検討会、抄読会、ポリファーマシーカンファ等の担当および参加
  • 学会発表を行う。臨床研究の価値を学び、研究を実践する

当院老年内科の信念・特徴

高齢者は一つの疾患のみではなく、多様な疾患を併存するとともに、自立生活に陰りをもたらす様々な生活機能に関する問題を持ちやすい。しかし、高齢者に必要な統合的ケアを提供できる医療機関は多くない。健康増進や回復のための手立てを治療薬のみならず、総合的機能評価を活用し、さまざまな専門職種と意見交換を行い、自立生活の支援を軸とした診療を行う。ただし、本人の意向を踏まえながらも、自然の摂理を踏まえた節度ある診療を心がけたい。

 

高齢者の総合的な診療を独自のシステムで行うとともに他の部門(もの忘れセンター、ロコモフレイルセンター、感覚器センターなど)と連携して、診療を行っており、老年医学の最先端の知識を得ながら、研修ができる。この中で、認知症、フレイル・サルコペニア・ロコモ、ポリファーマシー、骨折予防に関するチーム医療を体験できる。このような老年医学に関する多くのチーム医療を研修できる我が国で唯一の病院である。

老年医学・老年学に関する臨床研究・疫学研究・基礎研究・工学研究に触れることができ、老年内科独自の臨床研究に関与できる。

NCGG老年内科の強み

  • Nutrition Support Teamと連携して、老年栄養学の最新知見が学べ、リハビリテーション科 部と連携して高齢者への適切な運動療法が学べる。
  • 内科専門医、老年病専門医をはじめとして各種認定医・専門医取得可能。
  • 抄読会などを通して、最新の研究成果に触れることができる。
  • 疾病管理のみならず、健康増進、フレイル予防から緩和ケア(エンドオブライフケア)まで幅広く体験できる。 

今後力を入れたい分野と目標

  • 高齢者の周術期管理
  • 入院高齢者へのチーム医療介入
  • Advance Care Planning
  • ポリファーマシー対策
  • 健康寿命延伸のための診療のあり方の確立
  • 老年医学分野のリーダーのさらなる育成
雇用形態

非常勤

勤務時間 8時30分から17時15分(休憩60分)
給与等
  • 給与:月額 ¥462,520(時給単価¥3,730、週31時間勤務)
  • 手当:通勤手当、時間外手当、当直手当など
  • 有給休暇:採用後6月間継続勤務し、全勤務日の8割以上勤務した場合に10日間付与
  • その他:健康保険、厚生年金、労災保険および雇用保険に加入
応募締め切り日 随時受付中
応募資格
  • 採用時卒後3~5年目の医師で、内科専門医を志す者(A)。
  • または卒後5年目以上の医師で、老年病専門医を目指す者(B)。
  1. 認知症、フレイル、サルコペニアなど老年症候群を合併した多病の高齢者の総合的な診療を研修したい方
  2. 急性期~亜急性期~在宅まで、高齢者への対処やマネージメントを研修したい方
  3. 将来、家庭医療や在宅医療などに従事したい方
  4. 老年医学研究に興味がある方
  5. 栄養・運動・薬物治療に関する高齢者の多職種連携を学びたい方
  6. ​高齢者の食の問題、嚥下の問題、栄養の問題を専門にしたい方
  7. ポリファーマシーへの対応を学びたい方 など
応募方法
  1. 提出書類
    履歴書(写真添付)を下記へ持参または送付してください。

※封筒および履歴書に「老年内科・専攻医応募書類」と朱書きで記載してください。

 

  1. 送付先
    国立研究開発法人国立長寿医療研究センター総務部人事課 宛
選考方法
  1. 一次選考
    書類審査を実施します

 

  1. 二次選考
    二次選考の日時等は一次選考の結果に合わせてお知らせします。
採用予定年月日 随時(原則2年間 [更新は1年毎])
その他

提出書類はお返しできませんので、ご了承ください。

お問い合わせ先

〒474-8511
愛知県大府市森岡町七丁目430番地 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

  • TEL:0562-46-2311(代)FAX:0562-48-2373 

事務手続きに関するお問い合わせ

総務部 人事課 人事係長

業務内容・施設見学に関するお問い合わせ

国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター病院( 医師・研修プログラム責任者 )平敷安希博