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ベトナム国立高齢者中央病院と覚書を締結

2025年9月
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター

 国立長寿医療研究センターは、ベトナム国立高齢者中央病院と、高齢化に伴う諸課題に対応するため、共同で研究や人材育成に取り組むことについて覚書を締結しました。

左:荒井秀典理事長 右:Nguyen Trung Anh病院長

 ベトナム国立高齢者中央病院(Nguyen Trung Anh病院長、National Geriatric Hospital、ハノイ)において行われた覚書署名式には、国立長寿医療研究センター(National Center for Geriatrics and Gerontology、愛知県大府市)の荒井秀典理事長の他、齋藤在ベトナム日本大使館一等書記官らが出席しました。

 ベトナムの高齢化率(65歳以上の割合)は8%(2021年)とされ、我が国の29.3%(2024年)と比べて低いものの、高齢化の速度は世界的に見て極めて速いことが予測されています。
 高齢化対策における日本の医療・教育・研究を先導する国立長寿医療研究センターは、昨年5月に覚書を締結したタイ保健省老年医学研究所に続いて、今般、ベトナム国立高齢者中央病院と協力関係を築き、日本政府が推進する「アジア健康構想」にも沿って、ASEAN諸国におけるプレゼンスのアップに努めます。

 署名式において、ベトナム側からは、

 といったコメントがありました。

 また、日本に在留するベトナム人は近年急速に増えており、日本とベトナムの友好関係の強化にもつながることが期待されます。


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