「高齢者総合機能評価(CGA)に基づく診療・ケアガイドライン2024」が発刊されました。
本ガイドラインは、長寿科学研究開発費による支援の元、日本老年医学会と国立長寿医療研究センターが共同で作成したものです。
CGAは老年医学の基本であり、高齢者の包括的な評価および診療を行う上で欠かせない評価ツールですが、これまで我が国においてシステマティックレビューに基づくガイドラインは発出されてきませんでした。今般、東京都健康長寿医療センターの秋下雅弘センター長を代表として本ガイドラインがまとめられたことは我が国の老年医学において大きな前進であり、本ガイドラインが多くの高齢者診療の現場で活用されることを期待します。
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また、日本老年学会より「高齢者および高齢社会に関する検討ワーキンググループ報告書2024」が発刊されました。
本報告書は2017年に発出された報告書の第2版となります。
最新の知見を元に高齢者および高齢社会に関する定義をどうするかについて議論を深めています。
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