ホーム > 病院 > 病院について > 組織 > 在宅医療・地域医療連携推進部 > 地域包括ケアシステム構築@あいち > 在宅医療連携のとりくみ > 平成26年度の研修@あいち > 平成26年度 愛知県在宅医療従事者能力向上研修会 アンケート結果
当日の話し合いのきっかけや今後の活動の参考としていただくため、研修会の参加申し込み時に「活動に関する意見交換」として、活動する際に困っていることや当日話し合いたい内容を記載して頂きました。施設や地域が特定されるものについては匿名化・抽象化を行い、内容に沿って分類を行って、研修事前および当日に資料として配布しました。
大きく分類すると記載のあった内容は以下の通りです。
研修終了後に会場で記載を依頼し、回収しました。全3回、のべ参加者数306名中279名と、多くの方に回答をいただきました(回収率91.2%)
全体では看護師がもっとも多く16.8%でした。市町村職員の割合は回により大きく異なり、第2回16名(16.5%)、第3回21名(20.8%)で、第2・3回ではもっとも多い職種となっていました。
参加者の職種(複数回答)
回答者数 N=279
職種 | 人数(人) | (%) |
---|---|---|
看護師 | 47 | (16.8%) |
市町村職員 | 38 | (13.6%) |
ケアマネージャー | 30 | (10.8%) |
歯科医師 | 25 | (9.0%) |
医師 | 24 | (8.6%) |
医療ソーシャルワーカー・社会福祉士 | 21 | (7.5%) |
理学療法士 | 19 | (6.8%) |
保健所職員 | 17 | (6.1%) |
薬剤師 | 14 | (5.0%) |
歯科衛生士 | 12 | (4.3%) |
作業療法士 | 9 | (3.2%) |
管理栄養士 | 8 | (2.9%) |
言語聴覚士 | 6 | (2.2%) |
その他 | 15 | (5.4%) |
現在連携推進活動にかかわっている方を対象として、講義を受けたり話をしたりして考えが変わった部分があるかどうかをたずねました。回答のあった208名中167名(80.3%)が「考えが変わった部分があった」と回答されました。
現在連携推進活動にかかわっている方を対象として、連携推進活動を行っていない地域に対して情報発信するとよい内容があると感じたかどうかをたずねました。回答のあった199名中、「以前から感じていた」との回答が153名(76.9%)ともっとも多く、「はじめて感じた」との回答は36名(18.1%)でした。
現在連携推進活動に関わっていない方を対象として、在宅医療連携の推進・体制構築に向けて、年度末までに何か活動ができそうかをたずねたところ、「具体的にできそうなことがある」「何か活動しようと思う」という回答が89.8%を占めていました(現在連携推進活動に関わっている方への設問、かかわっていない方への設問の両方に回答された方もあったが、除外せず集計)。
今後ワールドカフェ形式が研修等で活用される際に参考資料にしていただけるよう、テーブルホストの方へのアンケートを実施しました。テーブルホスト56名中32名の方に回答をいただきました(回収率57.1%)。
ワールドカフェの経験がない方も8割ほどいらっしゃいましたが、ご回答いただいた32名の方は全員「楽しかった」と回答されました。
テーブルホストを担当した際の困りごとをたずねたところ、大きく分類すると主に、「模造紙記入のむずかしさ」、「テーブルホストとしての立場のあいまいさ」、「不安」、「話し合いについての困難」が挙げられました。
今後ワールドカフェでテーブルホストを担う方に伝えたいメッセージをたずねたところ、気軽に経験して楽しんでほしいなど、あたたかな言葉での積極的な促しが多く見受けられました。また話の聞き方や記録方法、雰囲気作りについてなど、実際行う際のアドバイスについても記載があり、今後実施する際の参考として貴重な情報をいただくことができました。
※ 各種アンケート結果の詳細については愛知県のページに掲載される報告書にてご確認ください。