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外来診療・時間外診療・救急外来 電話:0562-46-2311

看護部

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高齢者専門コース研修の紹介1(認知症ラダー)

当院では、すべての看護師が適切に高齢者看護ができることを目的に、認定看護師、専門看護師、診療看護師が講師となり、高齢者ケアに特化した高齢者専門コース研修を開設しています。このコースでは、認知症看護、摂食嚥下、褥瘡ケア、排泄ケア、フィジカルアセスメント、呼吸ケア、転倒転落予防ケアの7つの分野について学ぶことができます。高齢者看護の学びを深めたい看護師の有益な学びの場となっています。高齢者専門コース研修の紹介シリーズ第1回目として7分野の中から、「認知症ラダー研修」についてご紹介します。

認知症ラダー研修

本研修では、研修生が認知症患者さんの立場に立ち、適切なケアを考えられるよう、事例検討やロールプレイを取り入れています。さらに、グループワークを通じて研修生同士が意見交換を行い、さまざまな視点から認知症ケアを学ぶ機会を提供しています。ケアを考える際には、個別的なケア提案ができるよう、入院前の生活背景にも目を向けることの大切さを指導しています。また、研修で得た知識や技術を病棟で実践し、院内全体の認知症ケアの質向上につながることを期待しています。

受講者の声

日頃から病棟や外来で認知症の人やご家族に接する機会が多く、日々認知症の人にかかわるときのコミュニケーション方法について学んでいます。今回、研修の一環としてPetit笑店(ぷちしょうてん:認知症の人と家族が一緒に参加できるプログラム)に参加して、参加者、そのご家族と対話する機会を頂き、楽しい時間を過ごすことができました。また、認知症看護認定看護師による講義は、知識、技術としてたいへん役に立ち、自分の看護を振り返るよい機会になります。一緒に働ける環境にあることをとても有難く思います。

認知症の方への対応を考えるシミュレーション

認定看護師とともにシミュレーションの振返り

Petit笑店(ぷちしょうてん)

当院では軽度認知障害(MCI)・認知症の人と家族がペアで参加できるプログラムを開催中です。このプログラムは全6回コースで、音楽や漫才を通じた「笑い」を取り入れ、認知機能や家族の抑うつに影響するか検証をしています。くわしい内容はもの忘れセンターのページ『もの忘れ教室』をご覧ください。

Petit笑店(ぷちしょうてん)でのひとコマ

ご家族の皆さんで意見交換

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