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循環器内科部の平敷安希博医長らは米国心臓協会(AHA)学会においてThe Paul Dudley White International Scholars Awardを受賞しました

表彰状の画像

 米国心臓協会(AHA)は、心血管障害、脳卒中の研究および心肺蘇生教育に関する世界的情報発信団体であり、世界的権威でもある学会です。国立長寿医療研究センターの平敷医師らの研究内容は、2022年5月13から14日アメリカのバージニア州で開催されたQuality of Care and Outcomes Research Scientific Sessions 2022 米国心臓協会(AHA)学会において、The Paul Dudley White International Scholar Awardとして、本学会で、世界各国からの研究発表抄録のうち、最も高い評価を得た抄録として表彰されました。今回は4名、アメリカ、タンザニア、アラブ首長国連邦、そして日本から選出されております。

 賞の名前の由来であるPaul Dudley White博士は、米国心臓協会の創設者の一人であり、世界的な心臓血管健康戦略を発展させた権威ある医師であり、その栄誉をたたえ、この賞が創設されました。本研究内容の抄録は、心臓血管科学と医学における世界的な卓越性を有したWhite博士の将来的ビジョンを反映している、と評価されたものです。

 

スライドの内容

 循環器疾患を有する高齢患者においては、退院後の外来における心臓リハビリテーションを4か月継続することにより、フレイルを軽減させ、運動能力およびバランス能力を改善させることを示した。退院後の外来心臓リハビリテーションは、高齢患者に対して推奨すべきである。

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