センターについて
私たちは外界からの情報を感覚器から得て生活しています。高齢化に伴う感覚器機能の障害は、高齢者の生活機能や認知機能を低下させ、高齢者の自立を大きく妨げる要因となっています。
感覚器センターとは、高齢者における感覚器を眼科、耳鼻科などで別々に扱うのではなく、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚を総合的に捉え直すという世界で初めての試みです。
総合的に感覚器機能を評価することにより、高齢者の自立の障害となる要素を治療する最善の医療を提供するとともに、感覚器機能を改善するための研究を行っています。
また、他センター(ロコモ・フレイルセンター、物忘れセンター等)と協働して、高齢者の生活機能改善のための診療を行います。
平成30年10月
感覚器センター長 荒井秀典