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摂食嚥下・排泄センター

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ホーム > 病院 > 摂食嚥下・排泄センター > 高齢者下部尿路機能研究室

高齢者の下部尿路機能障害

 加齢に伴い、多くの人が頻尿や尿失禁、排尿困難、尿閉などの下部尿路症状に悩まされるようになります。下部尿路機能は、高齢者において最も衰えやすい機能の一つです。さらに、認知機能が低下し、日常生活動作(ADL)やトイレへの移動に支障が出ると、おむつやポータブルトイレなどの排泄補助具が必要になる場合があります。高齢者下部尿路機能研究室では、個々の患者の特性を下部尿路機能、認知機能、身体機能/ADLの3つの側面から評価し、それらを考慮した総合的な治療アプローチを提案しています。右図に示すようなタイプ別分類と、それぞれに異なる治療ケアを確立することを目指しています。

高齢者下部尿路機能研究室

  • 排尿自立支援:多職種(医師、看護師、療法士)協働による包括的排尿ケア
  • 臨床研究:下部尿路機能、認知機能、身体機能/ADLの3つの側面から評価と治療アプローチ

泌尿器外科

  • 泌尿器疾患診療(医師)
  • 行動療法:生活指導、膀胱訓練、理学療法、行動療法統合プログラムなど
  • 薬物療法:高齢者に適切な薬剤選択
  • 外科的治療法:低侵襲的手術(前立腺レーザー手術、尿失禁手術、ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法など)
  • 臨床研究、臨床治験
  • すっきり排泄外来(医師、専任看護師):導尿指導、排尿ケア、行動療法、薬物指導

国立長寿医療研究センター

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