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摂食嚥下・排泄センター

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センターについて

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センターについて

 摂食嚥下・排泄センターは生活の基本である食事と排泄を扱います。摂食嚥下、排尿、排便で困っている高齢者は多く、これらの障害は日常生活活動に大きく影響し、日常生活活動が制限されることで食事と排泄に悪影響も生じます。脳卒中、脊髄損傷、認知症やフレイル、サルコペニアなどさまざまな要因により、摂食嚥下障害・排泄障害が生じます。

 摂食嚥下・排泄センターでは、摂食嚥下障害、尿失禁、便秘などを生じている方に、食事形態や姿勢を調整することで安全な経口摂取を実現したり、排尿日誌や残尿量測定による下部尿路機能の評価、エコーによる便秘の評価なども行い、より高いquality of lifeを提供する取り組みを行っています。

国立長寿医療研究センター 摂食嚥下・排泄センター長
加賀谷斉

摂食嚥下・排泄センターの理念

  • 人が生きていくための基本的な活動である摂食嚥下と排泄に関して、現在の医療の最高水準を確立し、提供する。
  • 摂食嚥下・排泄センターの知見を国内外に向けて情報発信する。

摂食嚥下・排泄センターの活動

  • 摂食嚥下障害、排泄障害の原因の探索
  • 嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査、高解像度マノメトリーを用いた摂食嚥下障害の病態把握と対処法の提供
  • 嚥下CTを用いた摂食嚥下障害の詳細な病態解明
  • 摂食嚥下障害に対するリハビリテーションの提供
  • 口腔内環境と栄養状態との関連の検討
  • 食事介助技術評価指標の策定
  • 蓄尿障害と排出障害の鑑別と適切な行動療法、薬物療法、低侵襲手術、リハビリテーションの提供
  • 不適切な尿道留置カテーテルの抜去
  • エコーを用いた便貯留の評価法の確立
  • 排便障害に対する適切な薬物療法、リハビリテーションの提供
  • ポリファーマシーによる摂食嚥下障害、排泄障害への対応

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