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ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.1783

倫理・利益相反委員会受付番号No.1783

「在宅活動ガイド(Home Exercise Program for Older People; HEPOP🄬)を用いたフレイル予防教室参加者における身体機能と運動実態の変化に関する後ろ向き研究(倫理・利益相反委員会受付番号No.1783)」人を対象とする生命科学・医学系研究実施についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部では、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。本研究は、栄中日文化センターで開催している「ワクワクHEPOP教室」に参加する60歳以上の高齢者から得られた情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。
 このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる方のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

2024年2月2日

1.研究課題名

「在宅活動ガイド(Home Exercise Program for Older People; HEPOP🄬)を用いたフレイル予防教室参加者における身体機能と運動実態の変化に関する後ろ向き研究」
(倫理・利益相反委員会受付番号No.1783)

本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究責任者の氏名(部署名)

  • 国立長寿医療研究センター リハビリテーション科部 医長 大沢愛子

3.研究分担者名(部署名)

国立長寿医療研究センター

  • 長寿医療研修センター長 前島伸一郎
  • リハビリテーション科部
    • 伊藤直樹、谷本正智、川村皓生、髙橋智子、二田真里子、岩瀨拓、石野晶大、松林大成、若山聡夢、山中勇二、高綱亜由美、大矢湖春

4.本研究の意義、目的

栄中日文化センターで開催している「ワクワクHEPOP教室」に参加する60歳以上の高齢者に対し、国立長寿医療研究センター リハビリテーション科部の医師と療法士が、身体機能測定や在宅活動ガイド(Home Exercise Program for Older People; HEPOP®)を用いた運動指導を実施しております。今回、「ワクワクHEPOP教室」に参加されている方の身体機能および運動継続性について、後方視的に調査することを目的としております。本研究の結果は将来的に、ウィズコロナ社会における効果的な地域在住高齢者のフレイル予防プログラムを立案し、社会実装するための重要な資料になると考えています。

5.本研究に使用する情報

本研究は、「ワクワクHEPOP教室」のプログラム内で実施された、身体・認知機能測定の結果やアンケート調査の内容を使用します。
上記の情報については、利用前に被験者保護の観点から、倫理・利益相反委員会承認後1か月以上経過後から、利用予定です。

6.本研究の方法

2023年7月1日~2024年6月30日までの間に実施された「ワクワクHEPOP教室」での評価データを用い、プログラム前後での各項目の比較などの分析を行います。

7.研究期間

2024年2月2日 ~ 2024年12月31日

8.対象となる患者さん・研究対象者として選定された理由

2023年7月から開催された「ワクワクHEPOP教室」に参加された方の、プログラム内で定期的に実施されている運動測定結果等のデータを収集します。

9.研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスクおよび利益

本研究で扱う情報は、「ワクワクHEPOP教室」で行われた評価結果のみであるため、対象者の負担および新たに発生する危険性は想定されません。研究成果により、将来の地域でのフレイル予防対策の実施の進歩や地域在住高齢者の健康に貢献できる可能性があります。

10.研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

ご自身の情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたに関する情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合には解析結果を削除できないことがあります。

11.本研究に関する情報公開の方法

「ワクワクHEPOP教室」の参加者への、この紙面の提示により本研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については、学会発表・論文投稿などにて行う予定です。

12.研究計画書等の閲覧について

本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画書および本研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。

13.個人情報等の取扱い

事業で得られたデータは氏名等の個人情報を除き、コード化されたうえで中日新聞社から国立長寿医療研究センターの研究責任者へ受け渡しされます。氏名等の個人情報と研究 ID の対応表は、中日新聞社において保管され、当センターへの受け渡しは行われません。受け取ったデータは、国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部の保有する、鍵の掛かる書庫およびパスワード付きのPC内にそれぞれ厳重に保管します。また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも個人を特定できるような内容を含むことはございません。

14.試料・情報の保管および廃棄の方法

本研究で収集した情報については、研究期間終了後もしくは学会や論文等での発表から10年間、国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部においてセキュリティのかかった記憶媒体に保存し、その後廃棄します。

15.研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

本研究は、長寿医療研究開発費(予定)の助成にて行っております。その他に開示すべき利益相反はありません。

16.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

本研究に関する疑問点や、知りたいことがあった場合、個人情報に抵触しない範囲であれば研究の資料(研究計画書や研究の方法に関する資料)を書面にて説明、また面談を実施いたします。

本研究に関するお問い合わせ先

 研究計画全般に関するお問い合わせ

国立研究開発法人国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部

 伊藤直樹、谷本正智、川村皓生

〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地 電話:0562-46-2311(代表)

 個人の測定結果に関するお問い合わせ

中日新聞社事務局 栄中日文化センター 事務局長

 猪飼球子

〒460-0008 愛知県名古屋市4-16-36 久屋中日ビル7階 電話:053-263-7111