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「インスリンポンプ療法外来」を開設しました!!

糖尿病療養支援チームレターVol.13
2023年4月

この外来(水曜日午後)ではよりきめ細やかな血糖管理を目的に「インスリンポンプ療法の導入管理」と「持続グルコースモニターによる血糖(近似)値の測定」を行います。

インスリンポンプ

インスリンを1日1~4回自己注射する代わりに、機器にインスリンを詰め、24時間を通してインスリンを皮下に持続的に投与します。より細やかな血糖管理が可能になります。

持続グルコースモニター

1日24時間を通して血糖値に極めて近い値(近似値)を手軽に測定できるため、自身で気づけない低血糖や高血糖に気づくことができます。インスリン治療を受けている方が保険診療の適応になります。

糖尿病治療の目的は、単に血糖値を下げることではなく適切に管理した結果の先にある「日々の健やかな暮らし」の維持と実践にあります。適切な運動と食事を行い、それでも管理が不十分な場合には、飲み薬やインスリンを適切に併用することになりますが、血糖値の推移は健康な方とは異なります。自覚できない低血糖症はぜひ避けたいものです。 インスリンポンプや持続グルコースモニターはきめ細やかな血糖管理を行うための手段の一つです。一方、すべての患者様が対象になるわけではありませんので「インスリンポンプ療法外来」担当医までお問い合わせください。