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糖尿病性腎症と治療薬

糖尿病療養支援チームレターVol.10
2022年1月

糖尿病の3大合併症のひとつに糖尿病性腎症があります。
腎機能の低下と薬の関係についてご紹介いたします。

糖尿病性腎症

高血糖の持続により腎臓の細かな血管が傷つき、その結果機能が低下した状態をいいます。
腎臓は尿を作る過程で老廃物を排泄する働きを持つため、その働き(腎機能)が低下すると老廃物の排泄が難しくなります。

薬剤の主な排泄経路

糖尿病治療薬が蓄積されると・・・低血糖リスク

糖尿病治療薬の中には腎機能に合わせて減量が必要な薬剤があります。正しい量の薬剤を使用し、定期的に腎機能を測定することが重要です。
高血圧治療薬である ACE阻害薬やARBは腎保護作用があるといわれてます。
糖尿病治療薬の中でも SGLT2阻害薬やインクレチン関連薬にも人保護作用があるとの報告があります。