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高齢者糖尿病の食事摂取量について

糖尿病療養支援チームレターVol.5
2018年12月

高齢者糖尿病では摂食過剰から過栄養・肥満を呈する場合も、摂取不足から低栄養・るいそうを呈する場合もあります。併存症の有無、家庭環境、長年の習慣等の影響から、多様性を示すため、事例毎に至適な食事摂取量が変わってきます。

適正エネルギー量の計算方法

標準体重1kgあたり、25-30kcalにする場合が多い。日常生活労作量により、調整される。

適正エネルギー量(kcal)= A x 標準体重(kg)

注意点

 3大栄養素のバランスについて

指示エネルギーの50-60%を炭水化物から摂取し、タンパク質は20%までとして、残りを脂質とするが、25%を超える場合は飽和脂肪酸を減じる脂肪酸組成に配慮する。

ビタミンA、B群、野菜の摂取不足は認知機能低下と関連する。緑黄色野菜を多く(150g/日以上)とるとHbA1cが下がる。炭水化物の割合が多い人は、血糖コントロールが悪い。