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糖尿病療養支援チームレター

糖尿病療養支援チームレターVol.1
2017年2月

はじめに

糖尿病療養支援チームは当院に通院、入院している糖尿病患者の療養に対する医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師(糖尿病療養指導士5名含む)による多職種連携支援チームです。立ち上げて2年になりますが活動内容はまだ皆様によく知られていないかと思いますので今回紹介させていただきます。

内分泌代謝内科入院

1.教育ならびに療養支援入院

一般的な教育入院だけでなく高齢者向けの指導あるいは療養環境調整を7〜10日の入院で行っています。中6病棟で病棟スタッフ含めた多職種連携によるカンファレンスを行い、個別に対応した療養環境を整えていきます。

2.合併症評価入院

2泊3日で合併症評価入院を行っています。

糖尿病教室

1.糖尿病教室を用いたフレイルに対する介入

プレフレイル・フレイルを呈した高齢者糖尿病患者に対する多職種連携による糖尿病教室を用いたランダム化群間比較介入試験です。

2.ランチタイム教室

ランチタイムに個別対応した糖尿病食を経験していただき、講義、運動指導とあわせた指導を行っています。

フットケア

1.フットケア外来

糖尿病重症化予防研修を受けた糖尿病療養指導士がフットケア外来行っています。

2.フットケアスクリーニング

中6病棟では内分泌代謝内科入院中の患者は全例、フットケアスクリーニングシートを用いて足病変のチェック行っています。

外来指導

1.他科入院中の患者に対する指導

内分泌代謝内科以外の科に入院中の糖尿病患者に対して必要に応じて外来にて糖尿病療養指導士が短期間の指導行っています。

2.外来での運動指導

外来通院中の糖尿病患者に月1回の割合でリハビリ室にて運動指導行っています。

おわりに

糖尿病療養指導は範囲が多岐にわたるため、多職種による連携が必須になります。実施しなければならないことが限定されていないチームですので自由な発想で取り組めるのが特徴かと思います。療養指導で御要望のある方、指導に興味のある方はお気軽にお声かけて下さい。

内分泌代謝内科 谷川隆久