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ジェロサイエンス研究センター

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ジェロサイエンス研究センター

ジェロサイエンス研究センター(Geroscience Research Center:GSRC)は、代謝・内分泌研究部、統合生理学研究部、運動器疾患研究部、口腔疾患研究部、細胞病態研究部、神経免疫システム研究部の6研究部に、中枢性老化-骨格筋代謝-運動機能制御研究プロジェクトチームを加えた7つの研究チームから構成されています。

GSRCでは7つの研究チームが連携し、加齢に伴って生じる身体の様々な変化や疾患(サルコペニア、フレイル、認知症など)の病態生理におけるメカニズムを細胞や分子レベルで解明し、効果的な予防・診断・治療法の開発につながる質の高いエビデンス創出を目指しています。最先端の老化研究を通じて、国民の健康長寿延伸に貢献します。

 

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ジェロサイエンス研究センター(GeroScience Research Center, GSRC)は、令和3年4月1日、国立長寿医療研究センター内、研究所に置かれた6センターの一つとして、加齢に伴って生ずる心身の変化および疾患の発症の要因やメカニズム等、本態の解明を目指し、予防、診断、治療法の開発につながる基盤的な調査や研究を行う組織として新たに設立されました。

先進する高齢化社会の一つである我が国において、健康寿命の延伸に貢献するには高齢者医療につながる科学的エビデンスに基づく基礎研究、基盤研究の成果が極めて重要な課題と考えます。具体的には「健康長寿社会の構築と実現」の前に立ちはだかる認知症やサルコペニア、感染症などの高齢者が日常に抱える疾患、あるいは「高齢者の心身の自立の促進」の障害となる加齢による生体機能の変化から受ける様々なストレスに起因するフレイルに深く紐付けられたミッションを持つ各々の研究グループによる問題解決を目指した研究開発に取り組みます。

そして、こうした研究成果の実用化に向けては産官学との連携が不可避であることは言うまでもありませんが、新しいセンターとして国民の皆さんに、結果の一つひとつをわかりやすく伝えていくことのできる、社会に開かれたジェロサイエンス研究センターにして行きたいと考えています。また同時に、国内外の研究者、専門家の皆さんと「老化に関する多様な基礎研究の戦略や成果を議論できる拠点」となるべく国際化、世界標準の他に類をみない研究センターの育成に心機一転、精進して参ります。

皆さまの一層のご理解、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2025年4月

国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
ジェロサイエンス研究センター長

浅原哲子

 

 

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