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倫理・利益相反委員会受付番号No.720

「メロペネムの高用量投与の有用性および安全性に関する 多施設共同レトロスペクティブ研究 (倫理・利益相反委員会受付番号No.720)にかかる疫学研究実施 についてのお知らせ

国立長寿医療研究センター 薬剤部では、以下の疫学研究を実施しております。

この研究は、通常の診療で得られた情報(カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。

このような研究は、厚生労働省の「疫学研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者様のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することが できますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけます ようお願いいたします。

この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「12.問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

平成26年7月2日

  1. 研究課題名(倫理・利益相反委員会受付番号)
    メロペネム*1の高用量投与の有用性および安全性に関する 多施設共同レトロスペクティブ研究*2 (No.720)
    *1メロペネムは当センターではメロペン点滴用バイアルを使用しています。
    *2レトロスペクティブ研究とは、後ろ向きコホート研究と呼ばれ、研究者が事後的に(後ろ向きに)その状況を調べる研究です。
  2. 対象となる患者様 
    2010年3月から2014年3月の間にメロペネムが投与された患者様
  3. 研究に使用する情報 
    性別、年齢、抗菌薬の種類などの処方情報、臨床検査値、治療状況 等
  4. 研究機関名
    国立長寿医療研究センター 薬剤部
  5. 研究責任者
       間瀬 広樹 (薬剤部)
    研究分担者
       伊藤 一弘 (薬剤部)
  6. 研究期間  
    平成26年6月13日 ~ 平成28年3月31日
  7. 当該研究の意義、目的 
    過去にメロペネムが投与された患者様の診療録(カルテ)の情報を収集し、メロペネムによる治療効果について評価する研究を行うことといたしました。この研究はメロペネムの有効性および安全性の検討を目的としたものであり、皆様の今後の治療にも役立つことができると考えています。
  8. 当該研究の方法 
    研究期間中にメロペネムを使用した患者様の臨床経過(治療経過)を詳細に検討します。
  9. すべての個人情報の利用目的(明らかにできない場合にはその理由を記載)
    個人の特定はできない状況で、上記3.の情報を上記7.の目的のために解析します。それ以外の利用目的はありません。
  10. 個人情報の保護について
    この研究では、診療情報(電子カルテ)より上記3.の情報を抽出して使用いたしま すが、患者様が特定できる情報(氏名・患者ID番号)を削除した状態で抽出しています。
    また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも患者様を特定できる 内容を含むことはございません。
  11. 開示等の求めに応じる手続
    この研究においては、当該被験者が識別される個人情報はございませんので、 保有する個人情報についての開示は行っておりません。
    診療記録の開示としては、当センター「診療情報提供規定」の申請手続きにより行っ ておりますので、開示を希望される方は医事課にお申し出下さい。なお、診療記録の開 示には、手数料が必要となります。
  12. この研究に関するお問い合わせ先

    国立長寿医療研究センター 薬剤部
       間瀬 広樹
       連絡先:愛知県大府市森岡町7-430
       電話 :0562-46-2311(PHS 7819)
    四日市社会保険病院 薬剤部
       片山 歳也
       連絡先:三重県四日市市羽津山町10-8
       電話 :059-331-2000