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倫理・利益相反委員会受付番号No.707

「高齢者に対する新規多剤投与削減リストの作成と作成に伴う調査研究(倫理・利益相反委員会受付番号No.707)」にかかる臨床研究実施についてのお知らせ

国立長寿医療研究センター 臨床研究推進部では、以下の臨床研究を実施しております。

この研究は、通常の診療で得られた情報(カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。

このような研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者様のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することが できますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけます ようお願いいたします。

この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「12.問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

平成26年7月3日

  1. 研究課題名(倫理・利益相反委員会受付番号)
    高齢者に対する新規多剤投与削減リストの作成と作成に伴う調査研究 (No. 707)
  2. 対象となる患者様 
    2013年10月1日~2013年12月31日までの期間で当センターに入院した、65歳以上の患者様のうち、持参薬を5剤以上持参した患者様
  3. 研究に使用する情報 
    年齢、性別、服用薬剤名、投与薬剤数、投与量、罹患疾患名
  4. 研究機関名
    国立長寿医療研究センター 臨床研究推進部
  5. 研究責任者
       古田 勝経 (臨床研究推進部 高齢者薬物治療研究室)
    分担研究者
       溝神 文博 (薬剤部)
       水野 智博 (名城大学 薬学部)
  6. 研究期間  
    平成26年3月7日 ~ 平成26年6月30日
  7. 当該研究の意義、目的 
    高齢者の薬物投与の適正化、多剤投与の削減を目指し、日常診療で使用可能な薬物投与を適正化するリストを作成しその有用性を検証することを目的とします。
    期待される効果としては、多剤投与を削減する目的で使用出来ると考えます。また、高齢者の薬物療法の適正化や安全性の向上に大きく寄与できると考えられ、本申請計画の実施意義は極めて高いと考えます。
  8. 当該研究の方法 
    高齢者に対する新規投与薬剤削減リストを作成し、既存リストBeers criteriaを用いて入院時に持参された薬剤の中から不適切に使用されている薬剤を調査し、どちらのリストがより優れているか調査を行います。
  9. すべての個人情報の利用目的(明らかにできない場合にはその理由を記載)
    個人の特定はできない状況で、上記3.の情報を上記7.の目的のために解析します。それ以外の利用目的はありません。
  10. 個人情報の保護について
    この研究では、診療情報(電子カルテ)より上記3.の情報を抽出して使用いたしま すが、患者様が特定できる情報(氏名・患者ID番号)を削除した状態で抽出しています。
    また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも患者様を特定できる 内容を含むことはございません。
  11. 開示等の求めに応じる手続
    この研究においては、当該被験者が識別される個人情報はございませんので、 保有する個人情報についての開示は行っておりません。
    診療記録の開示としては、当センター「診療情報提供規定」の申請手続きにより行っ ておりますので、開示を希望される方は医事課にお申し出下さい。なお、診療記録の開 示には、手数料が必要となります。
  12. この研究に関するお問い合わせ先

    国立長寿医療研究センター 臨床研究推進部
        高齢者薬物治療研究室  古田 勝経
    連絡先:愛知県大府市森岡町7-430
    電話 :0562-46-2311(PHS 7212)