倫理・利益相反委員会受付番号No.646
「骨格筋量に及ぼす既存薬剤の影響に関する後ろ向き研究-二重エルルギーエックス線吸収法による既存データの解析-(倫理・利益相反委員会受付番号No.646)」にかかる臨床研究実施についてのお知らせ
国立長寿医療研究センターの先端診療部では、以下の臨床研究を実施しております。 この研究は、通常の診療で得られた情報(カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。
このような研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者様のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することがで きますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますよ うお願いいたします。
この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「12.問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。
平成26年7月4日
記
- 研究課題名
骨格筋量に及ぼす既存薬剤の影響に関する後ろ向き研究-二重エネルギーエ ックス線吸収法による既存データの解析(646)
- 対象となる患者様
600名
- 研究に使用する情報
年齢、性別、体重、身長、腰椎・大腿骨骨密度、骨格筋量指標、四肢骨格筋量、使用薬
- 研究機関名
国立長寿医療研究センター 先端診療部
- 研究責任者名 先端診療部/副院長 原田敦
研究分担者名 先端診療部 伊藤定之
- 研究期間
倫理・利益相反委員会承認後 ~ 平成26年6月30日
- 当該研究の意義、目的
筋肉に安全で有効な薬剤はまだ未開発なため、本研究により既存の骨粗鬆症薬からその有効性を検討することは、大きな意義があります。
- 当該研究の方法
これまでに行った骨密度測定の元データから骨格筋量指標などが算定できるので、骨粗鬆症のために薬剤を1年使用した患者において筋量にも増加や維持効果があったかを、その間に薬なしで経過を見た者と比較します。
- すべての個人情報の利用目的
個人の特定はできない状況で、上記3.の情報を上記7.の目的のために解析します。それ以外の利用目的はありません。
- 個人情報の保護について
この研究では、診療情報(電子カルテ)より上記3.の情報を抽出して使用いたしますが、患者様が特定できる情報(氏名・住所(ケースにより・患者ID番号)など)を削除した状態で抽出しています。
また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも患者様を特定できるような内容を含むことはございません。
- 開示等の求めに応じる手続
この研究においては、当該被験者が識別される保有する個人情報はございませんので、保有する個人情報についての開示は行っておりません。
- この研究に関するお問い合わせ先
(住所) 〒474-8511 愛知県大府市森岡町7-430
独立行政法人 国立長寿医療研究センター
副院長 原田 敦
(電話番号)0562-46-2311