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倫理・利益相反委員会受付番号No.491-7

「在宅医療支援病棟入院患者の特性と支援内容の現状と課題の検討(倫理・利益相反委員会受付番号No.491-7 )」にかかる臨床研究実施についてのお知らせ

国立長寿医療研究センター 看護部では、以下の臨床研究を実施しております。

この研究は、通常の診療で得られた情報(カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。

このような研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者様のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することが できますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけます ようお願いいたします。

この研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「12.問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

平成26年8月20日

  1. 研究課題名(倫理・利益相反委員会受付番号)
    在宅医療支援病棟入院患者の特性と支援内容の現状と課題の検討(No.491-7)
  2. 対象となる患者様 
    平成22年4月1日~平成28年3月31日の期間中に在宅医療支援病棟に入院した患者様のうち、登録患者様及び退院後登録患者様となる予定の患者様すべて
  3. 研究に使用する情報 
    属性:
    ・基本属性、疾患、家族構成、等(基本情報用紙No.1)
    ・介護者の状況:年齢・介護時間・在宅療養を選ばれた理由・介護をする意志、等
    ・在宅復帰・継続情報:看護師判断による入院目的、在宅復帰困難理由、退院前カンファレンスをしなかった理由(電子カルテ南3病棟用テンプレート)
    ・患者入院形態(病棟管理日誌)
    ・登録患者資格取得日・訪問開始日(在宅医療支援登録患者リスト)
    社会資源の利用状況:
    ・介護保険申請状況と介護度、等(基本情報用紙No.1)
    看護情報:
    ・日常生活状況(基本的日常生活活動能力:Barthel Index)等、医療処置・介護指導等の有無と内容、入院中・退院後に継続を要するケア・支援内容等(基本情報用紙No.3,5、電子カルテ南3病棟用テンプレート)
    ・退院後の生活状況の確認(基本情報用紙No.4,5)
    ・多職種共同指導:入院(転棟)前・退院前カンファレンス実施の有無と内容等(カンファレンス用紙、電子カルテ南3病棟用テンプレート)
  4. 研究機関名
    国立長寿医療研究センター 看護部(南3病棟)
  5. 研究責任者:
    大島 浩子(長寿看護・介護研究室)
    研究分担者:
    膽畑 敦子(南3病棟)、石川 明美(南3病棟)、元木 薫(南3病棟)、竹内 千晴(南3病棟)、尾崎 充世(南1病棟看護師長)
  6. 研究期間  
    平成22年11月30日~平成28年3月31日
  7. 当該研究の意義、目的 
    本研究は、国立長寿医療研究センター在宅医療支援病棟の入院患者・家族を対象に、在宅療養高齢患者の特性と多職種連携の阻害要因・促進要因を明らかにし、多職種連携による具体的な在宅医療支援方法を検討することを目的としている。
  8. 当該研究の方法 
    2010年4月1日~2016年3月31日に当病棟に入退院した患者のうち、未登録、並びに、登録を予定しない患者を除く約1000名のデータをプライマリー看護師が基本情報用紙の記載と電子カルテへ入力をする。
    研究代表者が、基本情報用紙の記載と電子カルテ入力状況を確認し、記入等の漏れがあった場合はプライマリー看護師に記入を依頼する。
    基本情報用紙、電子カルテに入力された看護情報を研究補助員が入力する。
    入力データのチェック・データクリーニング、分析をする。
  9. すべての個人情報の利用目的(明らかにできない場合にはその理由を記載)
  10. 個人情報の保護について
    ・この研究では、診療情報(電子カルテ)より上記3.の情報を抽出して使用するが、患者様が特定できる情報(氏名・住所など)を削除した状態で抽出している。
    ・基本情報用紙、電子カルテ上の南3病棟テンプレートから調査項目を入力した後は、患者名が特定されないように通し番号で処理する。
    ・通し番号とした後も、個人が特定されないように統計的に処理する。データを閲覧することができるのは研究代表者の責任のもとで管理する。
    ・通し番号と個人情報の対応表の管理については、同センター治験・臨床研究推進センターに保存し、印刷物を含め、鍵付の所定の場所に保管する。不要になった印刷物は直ちにシュレッダーにかけて処分する。
    ・上記以外のデータは、研究分担者所属の長寿看護・介護研究室内の鍵付きの所定の場所で保管する。
    ・本研究の参加により、不利益を被らないように配慮を行う。
  11. 開示等の求めに応じる手続
    この研究においては、当該被験者が識別される保有する個人情報はございませんので、 保有する個人情報についての開示は行っておりません。
  12. この研究に関するお問い合わせ先

    独立行政法人 国立長寿医療研究センター
    老年学・社会科学研究センター 
    〒474-8511
    愛知県大府市森岡町7-430
    在宅医療開発研究部 長寿看護・介護研究室長 大島 浩子
    TEL:(0562)44-5651(内:5631)FAX:(0562)46-8446