ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 受付番号No.22TB7-2
国立長寿医療研究センター予防老年学研究部は、国立健康・栄養研究所、国立がん研究センターとともに下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
本研究は、国立長寿医療研究センターにて行われている「認知症ならびに要介護の危険因子に関する郵送調査研究」で収集されたアンケート情報(生活習慣に関する情報や栄養状態に関する情報)を横断的に検討します。
このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象者の皆様のお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。
2024年7月19日
記
「『認知症ならびに要介護の危険因子に関する郵送調査研究』で収集されたアンケート情報を用いたデータ解析研究」
(受付番号No.22TB7-2)
本研究課題については、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。
本研究では、国立長寿医療研究センターにて行われている「認知症ならびに要介護の危険因子に関する郵送調査研究」で収集されたアンケート情報(生活習慣に関する情報や栄養状態に関する情報)を横断的に検討することを目的とします。
本研究に用いる情報は、国立長寿医療研究センターにて行われている「認知症ならびに要介護の危険因子に関する郵送調査研究」に基づく、性、年齢、自己申告体重、喫煙・飲酒・身体活動強度・食事・心理社会的要因・フレイルスコアなどを含めた生活習慣や既往歴等です。
アンケートで把握した生活習慣に関する情報や栄養状態に関する情報を横断的に検討することを目的とし、個人情報を含まないデータを用いて集団として統計解析を行う。解析方法は主にロジスティック回帰分析を用いる。解析目的や内容により、解析方法は適宜、適切な方法を検討・選択します。
2022年7月15日 ~ 2027年3月31日
本研究は、国立長寿医療研究センターが実施している「認知症ならびに要介護の危険因子に関する郵送調査研究」の対象者から得られたデータを用いるため、「認知症ならびに要介護の危険因子に関する郵送調査研究」の参加者が対象となります。
既存の診療情報の利用のみであり、プライバシーの保護についても十分に配慮されるため、新たに発生する不利益並びに危険性は想定されません。また、対象者個人に対する直接の利益も想定されません。
ご自身の情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには解析結果を削除できないことがあります。
この掲示により本研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については、ホームページ掲載・学会発表・論文投稿などにて行う予定でおります。
他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。
「認知症ならびに要介護の危険因子に関する郵送調査研究」にて収集されたアンケート情報は、国立長寿医療研究センター内で厳重に保管されており、各対象者には任意の IDを付与し、個人が特定される情報と検査によって得られたデータは切り離して扱い匿名化しています。 対応表は国立長寿医療研究センターにおける研究責任者(島田裕之 老年学・社会科学研究センター長)によって保管・管理されています。
匿名化された解析結果などのデータは公開しますが、個人データは発表しません。国立長寿医療研究センターから国立健康・栄養研究所、国立がん研究センターへの解析データの機関間移動については、第三者がファイルを容易に閲覧できないようパスワード付ファイルやパスワード付USB などに保存し受取人の手元に確実に届くことを保証する仕組み(簡易書留など)を用います。
研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも参加者を特定できるような内容を含むことはございません。
国立長寿医療研究センターから提供してデータについては、 提供先である国立健康・栄養研究所および国立がん研究センターの研究機関で統計解析を行い、 5年以上保管され、研究終了後に適切に破棄します。
本研究は、国立長寿医療研究センター運営費交付金電子化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究情報基盤整備事業(研究代表者:国立長寿医療研究センター理事長荒井秀典)と国立高度専門医療研究センター医療研究連携推進本部横断的研究推進費2019-(1)-1(研究代表者:国立がん研究センター予防研究部長井上真奈美)から費用が支出されて運営されている。これらの研究費の他に、特定の団体からの資金提供などは受けない予定であるため、研究組織全体に関して起こりうる利益相反はありません。本研究における利益相反の管理は、参加研究者の施設それぞれが自施設の研究者に関しておこない、研究期間中に新たな利益相反が発生した場合には、各施設の利益相反委員会で管理されます。
研究に対するお問い合わせがございましたら下記のお問い合わせ先まで御連絡ください。研究責任者が対応いたします。
老年学・社会科学研究センター センター長 島田裕之
〒474-8511 愛知県大府市森岡町7−430
TEL:0562-87-1285
研究連携推進室長 樫野いく子
〒566-0002 大阪府摂津市千里丘新町3-17 健都イノベーションパークNKビル2F
TEL: 06-6384-1120