ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.22TB33-2
国立長寿医療研究センターでは岡崎市民病院と共同で、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
本研究は、通常の診療で得られた情報(電子カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。
このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。
2023年10月11日
記
「虫垂描出における検査体位追加の有用性に関する検討」
(倫理・利益相反委員会受付番号No.22TB33-2)
本研究課題については、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 先端医療開発推進センター 臨床研究支援主任 田中誠也
虫垂の観察においては、仰臥位で描出されなければ左側臥位で観察すると良いとされており、そのように指導を受けてきた。しかし、実際に体位変換を追加することで、虫垂描出率にどの程度影響があるのかは検討してこなかった。今後は、指導する上でも根拠に基づいて説明することが大切であると考え、虫垂描出における検査体位追加の有用性を検討することにした。
虫垂描出において、体位変換が実際に有用かを検討する。
この研究は、多施設との共同研究で行われます。研究で得られた情報は、共同研究機関内で利用されることがあります。情報は、電子データとしてファイルにパスワードロックをかけた状態で、メールを用いて提供されます。
ご自身の情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、お問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益を被ることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。
この研究の計画書や研究の方法に関する資料をご覧いただくことや、文書でお渡しすることができます。希望される方は、以下の「本研究に関するお問い合わせ先」へご連絡下さい。なお、この研究に参加しているほかの方の個人情報や、研究の知的財産等は、お答えできない内容もありますのでご了承ください。
研究に利用する情報には個人情報が含まれますが、岡崎市民病院から国立長寿医療研究センターに提供する場合には、お名前、住所など、個人を直ちに判別できるような情報は削除し、研究用の番号をつけます。また、研究用の番号とあなたを特定可能な情報を結びつける対応表を、岡崎市民病院の研究代表者が作成し、研究参加への同意の取り消し、診療情報との照合などの目的に使用します。対応表は、研究に携わらない第三者が適切に管理し、岡崎市民病院外には持ち出しません。
情報は、岡崎市民病院の研究代表者および情報の提供先である、国立長寿医療研究センター研究責任者田中誠也が責任をもって適切に管理いたします。研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も個人を直ちに判別できるような情報は利用しません。
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
先端医療開発推進センター 臨床研究支援部 田中誠也
〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地
電話:0562-46-2311(代表)