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受付番号No.22TB23

「電子化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究情報基盤整備に関する研究(受付番号No.22TB23)」人を対象とする生命科学・医学系研究実施についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センターでは、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。本研究は、すでに得られた情報から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

2022年11月10日

1.研究課題名

「電子化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究情報基盤整備に関する研究」
(受付番号No.22TB23)
本研究課題については、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究代表者、研究責任者の氏名(所属機関名)

研究代表者

  • 国立がん研究センター 井上 真奈美

本研究に関係する各機関の研究責任者

  • 国立長寿医療研究センター 島田 裕之
  • 国立がん研究センター 井上 真奈美
  • 国立循環器病研究センター 小久保 喜弘
  • 国立精神・神経医療研究センター 金 吉晴
  • 国立国際医療研究センター 溝上 哲也
  • 国立成育医療研究センター 森崎 菜穂
  • 医薬基盤・健康・栄養研究所 瀧本 秀美※

※医薬基盤・健康・栄養研究所は、研究提案ならびに当センターに設置された当事業専用端末を用いオンサイト解析を行うため、試料・情報の提供元・提供先とはならない。

3.共同研究者名(所属機関名)

国立がん研究センター

  • 内富 庸介、岩崎 基、中山 富雄、片野田 耕太、澤田 典絵、山地 太樹、島津 太一、高橋 宏和、藤森 麻衣子、細野 覚代、Sarah K Abe、片桐 諒子、宮本 佳尚、鈴木 誠太郎、中野 詩織、井平 光、田中 詩織、齋藤 順子、梅沢 淳、金原 里恵子、田嶋 哲也、塩澤 伸一郎

国立循環器病研究センター

  • 渡邉 至、西村 邦宏、竹上 未紗、中井 陸運、中尾 葉子

国立精神・神経研究センター

  • 功刀 浩、堀 弘明、立森 久照、秀瀬 真輔、成田 瑞

国立国際医療研究センター

  • 井上 陽介

国立成育医療研究センター

  • Aurelie Piedvache、石塚 一枝、小林 しのぶ、大矢 幸弘、堀川 玲子

国立長寿医療研究センター

  • 大塚 礼、土井 剛彦、堤本 広大、富田 真紀子、丹下 智香子、西田 裕紀子

医薬基盤・健康・栄養研究所

  • 小野 玲、南里 妃名子、森 渚

4.本研究の意義、目的

本研究は、国立高度専門医療研究センター6施設(以下、6NC)で実施されているコホート研究(多目的コホート(JPHC):国立がん研究センター、次世代多目的コホート(JPHC-NEXT):国立がん研究センター、がん検診受診者研究:国立がん研究センター、吹田研究:国立循環器病研究センター、職域多施設(J-ECOH)研究:国立国際医療研究センター、成育母子コホート:国立成育医療研究センター、成育コホート:国立成育医療研究センター、老年症候群に関する大規模コホート(NCGG-SGS)研究:国立長寿医療研究センター、老化に関する長期縦断疫学研究(NILS-LSA):国立長寿医療研究センター)の対象者の情報を集約・統合して解析することで、日本人の疾病予防、ひいては健康寿命延伸のためのエビデンスを構築することを目標としています。
本研究では、6NCで実施されているコホート研究において、既存のコホート研究情報を集約化して疾患横断的コホート研究情報の基盤を整備することにより、6NCと特定の研究機関に所属する当該研究者がオンサイト・リモートアクセスによる解析を実施して、疾病予防、ひいては健康寿命延伸のためのエビデンス構築を促進することを目的としています。

5.本研究に使用する情報

本研究に用いる情報は、各コホート研究においてすでに収集されている情報、すなわちアンケート調査に基づく喫煙・飲酒・食生活などの生活習慣情報、体格指標、健(検)診結果や検査結果情報、レセプト、DPCなどの電子化医療情報、社会学的要因、地域指標、生体試料の測定結果、長期疾病休業、疾病発生、生死および死因等です。なお、人体から採取された試料そのものやゲノム情報は含みません。

6.本研究の方法

各コホート研究の要因とアウトカムとの間の関連についてCoxの比例ハザードモデル、ロジスティックモデル等、統合相対危険度は線形混合モデルなどを用いたメタ・アナリシスにより行う。

7.研究期間

2018年10月19日 ~ 2028年10月18日

8.研究対象者として選定された理由

本研究は6NCで実施されているコホート研究情報の疫学的解析によって実施するため。

9.研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスクおよび利益

研究対象者、すなわちデータ提供者個人への直接的な利益はありません。データはすでに各コホート研究に提供されているもので、新たに対象者への負担はありません。

10.研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

ご自身の情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには解析結果を削除できないことがあります。

11.本研究に関する情報公開の方法

この掲示により本研究に関する情報公開といたします。研究の成果は、論文及び学会発表により学術的に報告するとともに、ホームページ(国立がん研究センターのホームページへリンク)への掲載などの手段にて行う予定でおります。

12.研究計画書等の閲覧について

他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。

13.個人情報等の取扱い(匿名化する場合にはその方法を含む。)

使用するデータは個人を特定できないよう匿名化された上で提供され、対応表の提供は受けません。また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも個人を特定できるような内容を含むことはございません。

14.試料・情報の保管および廃棄の方法

匿名化されたデータの提供を受け、データベースを構築し、管理を行う。解析用データセットの共有の範囲は、あらかじめ申請された当該テーマの解析を担う研究責任者および共同研究者に限られます。解析はデータセットと必要な解析ソフトを搭載したデータセンター内の定められたPCにて、直接、または、リモートアクセスにより行います。いずれにおいても解析はデータセンター内のPC内で行われ、データセットが外部へ出ることはありません。

15.研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

  • 国立研究開発法人国立がん研究センター運営費交付金 Ⅰ研究・臨床研究の推進 2臨床研究推進事業 (8)電子化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究情報基盤整備事業(代表者:国立研究開発法人国立がん研究センター 理事長 中釜斉)。
  • 国立高度専門医療研究センター医療研究連携推進本部 横断的研究推進費 2019-(1)-1「電子化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究情報基盤整備事業」(代表者:国立研究開発法人国立がん研究センター 井上真奈美)。

その他、適宜公的研究費を申請する予定です。

16.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

研究に対するお問い合わせがございましたら下記のお問い合わせ先まで御連絡ください。研究責任者が対応いたします。

本研究に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
 老年学・社会科学研究センター センター長 島田 裕之
〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地
電話:0562-46-2311(代表)

 

国立がん研究センターがん対策研究所 コホート研究部 連携推進研究室
 国立がん研究センター がん対策研究所 予防研究部 井上 真奈美
〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
連絡先: 6NCC@ncc.go.jp / 03-3547-5201(内線3378)