ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.2077
「認知症バイオマーカーの社会実装に向けた認知症専門医療機関における診療実態に関する多施設後方視的調査研究」についてのお知らせ
国立長寿医療研究センターならびに共同研究機関では、認知症専門医療機関を受診された患者さんを対象として、「認知症バイオマーカーの社会実装に向けた認知症専門医療機関における診療実態に関する多施設後方視的調査研究」を実施しております。
本研究では、認知症専門医療機関におけるアミロイドPET検査や脳脊髄液検査等のバイオマーカー検査の実施状況、検査結果、疾患修飾薬(レカネマブ、ドナネマブ)の導入状況などについて、診療録(カルテ)に記録された情報を用いて調査を行います。
本研究は、厚生労働科学研究費補助金(認知症政策研究事業)「認知症バイオマーカー判定法の社会実装に伴う社会的課題に対する調査研究」の一環として実施されるものであり、認知症バイオマーカーの適切な活用方法や診療体制の整備に役立てることを目的としています。
なお、本研究で使用する情報は各施設において集計された統計情報のみであり、氏名や患者IDなど個人を特定できる情報が研究代表機関へ提供されることはありません。
このような研究は、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づき、研究対象となる方お一人おひとりから直接同意をいただく代わりに、研究に関する情報を公開し、研究への参加を希望されない方に拒否の機会を保障する方法(オプトアウト)により実施しています。
本お知らせをもって研究に関する情報公開とさせていただきますので、ご理解のほどお願い申し上げます。
なお、ご自身の情報が本研究に利用されることを希望されない場合や、本研究に関するご質問等がございましたら、下記の問い合わせ先までご連絡ください。
2026年9月4日
記
「認知症バイオマーカーの社会実装に向けた認知症専門医療機関における診療実態に関する多施設後方視的調査研究」(倫理・利益相反委員会受付番号No.2077)
本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。
国立長寿医療研究センター 春日健作
近年、アルツハイマー病に対する新しい治療薬(レカネマブ、ドナネマブ)が使用できるようになり、治療の適応を判断するためにアミロイドPET検査や脳脊髄液検査、さらには血液バイオマーカーなどを用いた診断が重要となっています。
一方で、実際の医療現場において、どのような患者さんにバイオマーカー検査が行われているのか、検査結果がどのように治療に結び付いているのか、また治療に至らない理由としてどのような課題があるのかは十分に明らかになっていません。
本研究では、認知症専門医療機関におけるバイオマーカー検査および疾患修飾薬の診療実態を調査し、今後の認知症バイオマーカーの適切な活用や診療体制整備に役立てることを目的としています。
診療録(カルテ)に記録された、以下の情報を使用します。
なお、研究代表機関へ提供されるのは各施設で集計された統計データのみであり、氏名や患者IDなど個人を特定できる情報は提供されません。
各施設の診療録を用いて、後方視的に情報を収集します。
各施設において必要な情報を集計し、その集計結果のみを研究代表機関へ提供します。
研究代表機関では、各施設から提供された集計データを解析し
などについて検討します。
本研究のために、新たな検査や受診をお願いすることはありません。
2026年9月4日から2029年3月31日まで
情報の利用を開始する日:2026年10月1日
各研究参加施設(認知症専門医療機関)において、レカネマブまたはドナネマブが導入された日から2026年6月30日までの間に診療を受けられた方を対象とします。
本研究は既存の診療情報を利用する研究であり、新たな検査や治療を行うことはありません。
そのため身体的負担はありません。
個人情報漏えいのリスクを最小限にするため、研究代表機関には個人を特定できる情報を提供せず、各施設で集計した統計データのみを使用します。
研究に参加することによる直接的な利益はありませんが、将来の認知症診療体制の改善に役立つことが期待されます。
本研究は、国が定める倫理指針に基づき、対象となる方お一人おひとりから直接同意をいただく代わりに、本研究に関する情報を公開しています。
ご自身の情報が本研究に利用されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。可能な限り研究対象から除外いたします。ただし、すでに集計や解析が完了している場合には対応できないことがあります。
なお、本研究への協力を希望されない場合でも、診療上の不利益を受けることはありません。
研究成果は、学会発表や学術論文等で公表する予定です。
その際、個人が特定される情報が公表されることはありません。
研究対象者またはその代理人は、研究計画書および研究方法に関する資料の閲覧を求めることができます。
ただし、他の研究対象者の個人情報や研究の独創性の確保に支障が生じる場合には、閲覧できないことがあります。
閲覧を希望される場合は、下部の問い合わせ先までご連絡ください。
本研究では、氏名、住所、生年月日、患者IDなど個人を直接特定できる情報を研究代表機関へ提供しません。
研究に利用する情報は適切に管理し、個人情報保護法および関係法令を遵守して取り扱います。
また、研究成果を公表する際にも、集団として集計した結果を学会報告や論文として発表しますので、解析結果から個人が特定されることはありません。
研究に使用したデータは、研究結果の確認のため研究終了後10年間保管します。保管期間終了後は、電子データは復元できない方法で削除し、紙媒体は裁断等により適切に廃棄します。
本研究は、厚生労働科学研究費補助金(認知症政策研究事業)「認知症バイオマーカー判定法の社会実装に伴う社会的課題に対する調査研究」の助成を受けて実施します。
研究の実施にあたり、開示すべき重大な利益相反はありません。
利益相反については、各研究機関の規程にしたがって適切に管理します。
本研究に関するご質問やご相談、研究への参加拒否の申し出等がございましたら、下部までお問い合わせください。
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
研究所 認知症先進医療開発センター 診断イノベーション研究部
部長 春日健作
〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地
電話:0562-46-2311(代表)