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ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.2074

倫理・利益相反委員会受付番号No.2074

「高齢者の歩行障害に寄与する骨格筋量の評価」についてのお知らせ

 国立長寿医療研究センター整形外科では、以下の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
 本研究は、通常の診療で得られた情報(電子カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。
 このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
 本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。

2026年8月13日

1.研究課題名

「高齢者の歩行障害に寄与する骨格筋量の評価」(倫理・利益相反委員会受付番号No.2074)

本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。

2.研究機関の名称および研究責任者

国立長寿医療研究センター 整形外科部 酒井義人

3.研究分担者

国立長寿医療研究センター 整形外科部 渡邉剛

4.本研究の意義、目的

高齢者の歩行機能が低下する骨格筋量がどれくらいか調べることを目的としています。

5.本研究に使用する情報・利用を開始する予定日

該当する患者さんのカルテより、以下の医療情報を収集します。

  • 基本情報:生年月日、性別、身長、体重、1年間における歩行状態悪化の有無、糖尿病および脳心疾患の有無、血液生化学データ(Hb、WBC、リンパ球数、CPK、Alb、GLU、HbA1C、Ca、T-cho、Cre、eGFR)
  • 既往歴:骨粗鬆症、高血圧、糖尿病、悪性腫瘍、喫煙歴
  • ADL評価:歩行状態(介助・自立・歩行不能)
  • 画像評価:二重エネルギー吸収法(DXA法)による骨密度、骨格筋量および脂肪量、脊椎レントゲン画像による姿勢評価

上記の情報については、利用前に被験者保護の観点から、倫理・利益相反委員会承認後1か月以上経過後から、利用予定です。

6.本研究の方法

50歳以上の患者さんで、国立長寿医療研究センター整形外科通院中または入院中の患者さんで、二重エネルギー吸収法(DXA法)による骨密度検査を行っている場合に、上記の医療情報をカルテ上から収集します。

7.研究期間

2026年8月13日から2029年3月31日

8.対象となる患者さん・研究対象者として選定された理由

整形外科通院中または入院中の50歳以上の患者さんにおいて、骨密度評価のためにDXA法を行う患者さんが対象となります。以下の疾患あるいは状態の患者さんは、除外します。

除外項目

  • 歩行不能
  • 過去1年間に下肢または脊椎の骨折の既往があるもの
  • 過去1年間に脳血管障害または心疾患、呼吸器疾患により歩行機能が低下したもの
  • 過去1年間に下肢または脊椎の整形外科手術を行ったもの
  • 膝または股関節における、Grade III以上の変形性関節症があるもの
  • パーキンソン病の既往があるもの

9.研究対象者に生じる負担ならびに予測されるリスクおよび利益

既存の診療情報の利用のみであり、プライバシーの保護についても十分に配慮されるため、新たに発生する不利益および危険性は想定されません。また、対象者個人に対する直接の利益は想定されません。

10.研究実施について同意しないことおよび同意を撤回することの自由について

ご自身の診療情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に使用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。

11.本研究に関する情報公開の方法

この掲示により、本研究に関する情報公開といたします。研究結果の公開については、学会発表・論文投稿にて行う予定でおります。

12.研究計画書等の閲覧について

他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。

13.個人情報等の取扱い

本研究では、診療情報(電子カルテ)より上記5.の情報を抽出して使用いたしますが、患者さんが特定できる情報(氏名・住所(ケースにより・患者ID番号)など)を削除した状態で抽出しています。抽出データに残されている患者ID番号についても、患者ID番号とは別の新たな符号・番号に置き換えた上で保管し、研究に使用いたします。患者ID番号と置き換えた符号・番号との対応表は、研究に使用する抽出データとは別にされ、当センター内にて厳重に保管されます。
また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも患者さんを特定できるような内容を含むことはございません。

14.試料・情報の保管および廃棄の方法

抽出したデータ、患者ID番号と置き換えた符号・番号との対応表、個人情報を消去したデータについては、研究期間終了後10年もしくは学会や論文等での発表から10年の間、保管いたします。個人情報を消去した抽出データについては施錠された部屋にて、対応表については整形外科にて、保存媒体を施錠保管いたします。保管期間満了後は速やかにパソコン上およびUSB等の電子データは復元できない状態にして、紙媒体のものはシュレッダーで破棄いたします。

15.研究の資金源等、研究機関の研究に係る利益相反および個人の収益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

本研究は、国立長寿医療研究センター長寿医療研究開発費を資金源としています。また本研究に係る利益相反および研究者の収益はありません。

16.研究対象者等およびその関係者からの相談等への対応

本研究に関するご本人および家族関係者からの相談は、随時対応いたします。

本研究に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

整形外科部 酒井義人

〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地

電話:0562-46-2311(代表)