ホーム > 研究の推進 > 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針に基づく研究実施の情報公開 > 倫理・利益相反委員会受付番号No.2068
「認知機能と運動機能の不均衡および運動応答能力が転倒リスクに及ぼす影響に関する研究」についてのお知らせ
国立長寿医療研究センター(もの忘れセンター)では、下記の人を対象とする生命科学・医学系研究を実施しております。
本研究は、通常の診療で得られた情報(電子カルテなど)から必要な情報を取り出し、まとめることによって行われるものです。
このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接ご同意をいただかずに実施することができますが、研究内容の情報を公開することが必要とされています。このお知らせをもって研究内容の情報公開とさせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
本研究に関するお問い合わせなどがございましたら、下記の「本研究に関するお問い合わせ先」までご連絡いただけますようお願いいたします。
2026年7月21日
記
「認知機能と運動機能の不均衡および運動応答能力が転倒リスクに及ぼす影響に関する研究」(倫理・利益相反委員会受付番号No.2068)
本研究課題については、国立長寿医療研究センター倫理・利益相反委員会による倫理審査を経て、国立長寿医療研究センター理事長の実施許可を受けております。
国立長寿医療研究センター 先端医療開発推進センター 辻󠄀本昌史
本研究では、認知機能と運動機能の不均衡(認知‐運動解離)および運動応答能力が、転倒リスクにおよぼす影響を明らかにすることを目的とします。
本研究により、転倒予防に関する新たな知見が得られることが期待されます。
診療録(電子カルテ)より、年齢、性別、既往歴等の基本情報、診断名、認知機能検査結果、運動機能評価結果、総合的機能評価結果に関する評価結果、転倒歴および転倒に関する評価結果等を取得し、研究に利用します。なお、氏名、患者ID等の個人を特定可能な情報は削除し、研究用IDを付与したデータとして研究に使用します。上記の情報については、利用前に被験者保護の観点から、倫理・利益相反委員会承認後1か月以上経過後から、利用予定です。
2015年1月から2025年12月までに当センターのもの忘れ外来をはじめて受診された方の診療情報を用いて、解析を行います。研究は、新たな検査や介入を伴わない後ろ向き観察研究です。取得した情報を基に、認知機能と運動機能およびそれらの関連と転倒リスクとの関係について、統計学的に検討します。解析は、すべてのデータにおいて個人を特定できない状態で、外部に委託します。
2026年7月21日から2030年3月31日
2015年1月から2025年12月までに当センターもの忘れ外来をはじめて受診された方で、認知機能評価および運動機能評価が実施され、転倒に関する情報が取得可能な方を対象とします。
本研究は既存の診療情報の二次利用のみを行う後ろ向き観察研究であり、新たな検査や介入を伴わないため、研究対象者に新たな負担は生じません。主なリスクは個人情報の漏洩ですが、個人を特定可能な情報は削除し、研究用IDを付与したデータを用いるとともに、厳重な管理体制の下で取り扱うため、そのリスクは最小限に抑えられると考えられます。また、研究結果の公表にあたっては個人が特定されることはなく、本研究の目的以外に情報が利用されることはないため、研究対象者が社会的不利益を被る可能性は極めて低いと考えられます。本研究により研究対象者に直接的な利益は生じませんが、転倒予防に関する知見の蓄積により、将来的な医療の向上に寄与することが期待されます。
ご自身の診療情報が、本研究に利用されることにご同意いただけない場合には、研究に利用する情報からあなたにかかる情報を削除いたしますので、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。研究期間の途中であっても構いません。また、情報の削除依頼をしたことにより、不利益な取扱いを受けることはございません。ただし、ご連絡をいただいた時点で、研究結果が学会や論文等ですでに公開されている場合などには、解析結果を削除できないことがあります。
この掲示により、本研究に関する情報公開といたします。研究結果については、学会発表および学術論文等により公表する予定です。
他の研究対象者等の個人情報等の保護および本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画書および研究の方法に関する資料を閲覧することができます。閲覧を希望される場合には、下部に記載されているお問い合わせ先にご連絡いただけますようお願いいたします。
この研究では、診療情報(電子カルテ)より上記5.の情報を抽出して使用いたしますが、抽出データに残されている個人情報(氏名、患者ID番号)は、当センター内で患者ID番号とは別の新たな符号・番号に置き換えた上で、研究に使用いたします。患者ID番号と置き換えた符号・番号との対応表は、研究に使用する抽出データとは別にされ、当センター内にて厳重に保管されます。統計解析等の一部業務を外部委託する場合には、研究用ID化されたデータのみを提供し、氏名等の個人を直接特定できる情報は含めません。また、研究成果は学会や論文として発表されますが、その際にも患者さんを特定できるような内容を含むことはございません。
抽出したデータ、患者ID番号と置き換えた符号・番号との対応表、研究用IDが付与されたデータについては、研究期間終了後10年間保管いたします。抽出したデータ、研究用ID化されたデータおよび対応表については、先端医療開発推進センターにて、保存媒体を施錠保管いたします。保管期間満了後は速やかに、復元不可能な方法により適切に廃棄いたします。
本研究の研究資金は、当センターの研究費(治験収益等を原資とする)により実施します。研究機関および研究者個人において、本研究の実施に関して開示すべき利益相反はありませ
研究に対するお問い合わせがございましたら、下部のお問い合わせ先までご連絡ください。研究責任者が対応いたします
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
先端医療開発推進センター 治験・臨床研究推進部
治験・臨床研究推進室長 辻󠄀本昌史
〒474-8511 愛知県大府市森岡町七丁目430番地
電話:0562-46-2311(代表)